トヨタWRC、2021年マシンのテストを早くも開始。GRヤリスがベース
トヨタは、GRヤリスをベースとした2021年のWRCマシンのテストを早くも開始したようだ。

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TOYOTA GAZOO Racing ワールドラリーチーム(WRT)は、2月7日(金)に動画を公開。トヨタお馴染みのダズル迷彩が施された、『2021年に向けてデザインされたヤリスWRC』がフィンランドの雪景色の中を疾走しているシーンが明らかにされた。ドライバーは開発を担当するユホ・ハンニネンだ。
このベースとなっているマシンが、1月に東京オートサロンで公開されたGRヤリスだ。257bhpの3気筒エンジンを搭載し、新規開発の四輪駆動システムを搭載するなど、既存のホットハッチとは一線を画したものとなっている。
TGR WRTの代表であるトミ・マキネンは、次のように述べた。
「我々は東京オートサロンでGRヤリスを公開した。世界中のトヨタドライバーが乗ることができる素晴らしいマシンとWRカーの機能を共有したかった」
「我々は、市販車用に開発したマシンと可能な限り類似したクルマでラリーステージを戦いたい」
開発ドライバーのハンニネンは、トヨタがWRCに復帰した2017年にヤリスWRCの初期テストを担当。その年はレギュラーとしてもシーズンを戦った。
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