スズキ、2026年までのMotoGP参戦継続を合意。2020年はミルとライダースタイトル獲得
MotoGPに参戦するスズキは、プロモーターのドルナ・スポーツと参戦契約延長を決定。2022年から2026年までの継続参戦が決まった。
Joan Mir, Team Suzuki MotoGP
Gold and Goose / Motorsport Images
4月20日、スズキ株式会社はロードレース世界選手権MotoGPへの参戦契約を更新し、2022年から2026年まで参戦を継続すると発表した。
MotoGPのプロモーターであるドルナ・スポーツと各メーカー・チームでの間で結ばれた現行の参戦契約は、2021年末に区切りを迎える。そのため今年はじめから2022年以降に向けた契約更新が行なわれつつあり、スズキの契約更新はホンダ、ヤマハ、ドゥカティ、KTMらに続くものだ。なおこれで現在MotoGPクラスへ参戦する6メーカーのなかで、契約を延長していないメーカーはアプリリアのみとなった。
スズキは2015年にMotoGPへ復帰すると、2020年シーズンにはジョアン・ミルがライダーズタイトルを獲得。またチームタイトルも獲得するなど活躍を見せた。なお昨年スズキは創立100周年を迎え、レース活動も60周年となるなど、歴史的な1年となった。
スズキはチームマネージャーを務めていたダビデ・ブリビオが離脱。チームは後任を立てずに、チーム内で協力し2021年シーズンを戦っていくことを選んでいる。
今回の契約更新に際し、ドルナ・スポーツのカルメロ・エスペレータCEOは次のようにコメントを寄せた。
「世界選手権において共に何年も走り、素晴らしい協力関係を築いてきたスズキとの契約更新を非常に嬉しく思っている」
「2015年にスズキがMotoGPに復帰すると、すぐにそれは成功だったと証明した。2020年にはジョアン・ミルとともに世界タイトルを勝ち取って頂点に立った。我々はこのパートナーシップを誇りをもって延長し、象徴的なブランドと共に歩み続けられることを望んでいる」
またスズキのプロジェクトリーダー兼チームディレクターである佐原伸一は今後もさらなる成功に向けて挑戦していくと語った。
「スズキ株式会社としてMotoGP世界選手権への参戦を継続できることを誇りに思っています。我々は世界のトップモーターサイクル競技に対する挑戦的な野心を共有しています」
「2015年に新たな旅をはじめ、そしてたった6年でライダーズ、そしてチームタイトル獲得を達成していますが、我々はさらなる成功への意欲を燃やしています」
「こうした理由から我々はドルナとの契約を延長し、技術と企業のレース活動での面で発展を継続するという望みを抱いています」
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