レースレポート

スーパーフォーミュラ 第3戦:鈴鹿

松下信治&B-maxが悲願のSF初優勝。残り2周で野尻を攻略:スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿決勝

スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿の決勝レースが行なわれ、松下信治(B-Max Racing Team)が勝利を飾った。

戎井健一郎

編集: 2022/04/24 8:32

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Nobuharu Matsushita, Satoshi Motoyama, B-Max Racing Team

 鈴鹿サーキットで開催されている鈴鹿2&4。スーパーフォーミュラ第3戦の決勝レースは、松下信治(B-Max Racing Team)が初優勝を成し遂げた。

 週末の鈴鹿は予選こそドライコンディションだったものの、決勝日は雨。午前中のフリー走行と比べて多少は雨脚が弱まったようにも見えるが、しとしとと雨が降り続く中、14時30分にスタート時刻を迎えた。

 ポールポジションは、ポイントリーダーの野尻智紀(TEAM MUGEN)が2戦連続で獲得。2番グリッドには山下健太、3番グリッドにはサッシャ・フェネストラズと、KONDO RACINGの2台がつけた。また第1戦のウイナーでランキング2番手の平川亮(carenex TEAM IMPUL)は、予選で少々苦しみ12番手に終わったが、雨のフリー走行ではトップタイムを記録しており、その追い上げに注目された。

 レースはグリッド上でのスタンディングスタート。野尻はまずまずの蹴り出しを見せ、山下を抑えて1コーナーをトップで抜けた。一方でフェネストラズ は後退してしまい、オープニングラップを終えたオーダーは野尻、山下、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、松下信治(B-Max Racing Team)となった。

 野尻は5周で山下とのギャップを10秒に広げ、独走態勢に入っていった。山下はペースが上がらず、牧野、松下に立て続けに攻略されて後退。一時4番手を走っていた坪井はそれ以上にペースの落ち込みが酷く、31周のレースが10周を消化した頃には中団に飲み込まれてしまった。ペースに苦しむ山下と坪井は共に12周目にピットインしてタイヤを交換し、これでトップ5は野尻、牧野、松下、フェネストラズ、国本雄資(KCMG)となった。

 雨も次第に小降りになりマシンからの水しぶきが小さくなる中、レースは後半戦に突入。各車タイヤをオーバーヒートさせないため、レコードラインを外れて濡れた路面を走るシーンも見られるようになった。

 そんな中、首位野尻と、それを追いかける牧野、松下との差は徐々に縮まっていった。残り10周時点でその差は5秒前後。牧野と松下は互いにバトルをしながらも、悲願のスーパーフォーミュラ初優勝に向けてじわじわと野尻の背中に近付いていった。

 残り5周、シケインへの飛び込みが松下が牧野を交わして2番手に。この時点で野尻との差は3秒。松下は残り3周で野尻を射程圏に捉え、残り2周の1コーナーでアウトからオーバーテイク。ついに首位に浮上し、そのままトップでチェッカーを受けた。

 松下、そしてB-Max Racing Teamにとっては、スーパーフォーミュラ初優勝。2位野尻は勝利こそ逃したものの、3戦連続2位以上という高い安定感でランキング首位をがっちりキープ、今回7位に終わった平川とのポイント差を16に広げた。初優勝のチャンスがあった牧野は、自己ベストタイの3位でレースを終えた。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 松下信治、スーパーフォーミュラ初優勝! 第3戦鈴鹿:決勝結果

次の記事 まともに走れない……一部ドライバー襲った突然のグリップダウン。あの時何が起きていた?|スーパーフォーミュラ第3戦

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

戎井健一郎



DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

2 日前

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ



タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

3 日前

タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」



GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

3 日前

GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」

最新ニュース



アストンマーティン、2台ともがグリッド降格ペナルティでグリッド最後列に。パワーユニットの一部コンポーネントを交換

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

4 時間前

アストンマーティン、2台ともがグリッド降格ペナルティでグリッド最後列に。パワーユニットの一部コンポーネントを交換



2連続の変則予選をローディン勢が支配。宮田はどちらも11番手、F2デビューの山越18&19番手|F2バクー

FIA F2

F2 FIA F2

バクー

7 時間前

2連続の変則予選をローディン勢が支配。宮田はどちらも11番手、F2デビューの山越18&19番手|F2バクー



WECトヨタ、富士凱旋レースは雨の方がいい? 小林可夢偉「どんな状況でも勝負しないと! 先入観を持たず、臨機応変に戦う」

WEC

WEC WEC

Fuji

7 時間前

WECトヨタ、富士凱旋レースは雨の方がいい? 小林可夢偉「どんな状況でも勝負しないと! 先入観を持たず、臨機応変に戦う」



フェルスタッペン、2026年は未勝利に終わる!? 「あのマシンの限界」と識者指摘

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

8 時間前

フェルスタッペン、2026年は未勝利に終わる!? 「あのマシンの限界」と識者指摘

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録