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マルク・マルケス、アラゴンで今季2勝目行けるか!? マルケス弟「僕なら兄に賭ける」

LCRホンダのアレックス・マルケスは、第13戦アラゴンGPでは兄のマルク・マルケスが再び優勝候補となる可能性に賭けると語った。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 モーターランド・アラゴンで開催される、MotoGP第13戦アラゴンGP。過去のレースではマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が5勝を収める強さを見せているコースだが、弟のアレックス・マルケス(LCRホンダ)は今季も兄が優勝候補の一角になると考えている。

 マルク・マルケスは2020年半ばに右腕を骨折すると、今シーズン第3戦で復帰するまで長く欠場が続いてきた。復帰後も怪我の影響が残っている中でのレースが続いているマルク・マルケスだが、得意とするザクセンリンク(ドイツGP)で優勝。ザクセンリンクは左回りのコースであり、骨折した右腕にかかる負荷が少なくなることで影響が軽減されたことも、“復活”の一因だったとされる。

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 そしてアラゴンGPの舞台となるモーターランド・アラゴンは、今シーズン2回目の左回りのコース……つまりマルク・マルケスにとってはドイツGPに次ぐチャンスとも言える。

 なお彼の左回りのコースでの成績は40戦中28勝。つまり勝率7割と非常に高いことからも、彼が左回りのスペシャリストという事が分かる。

 そしてアレックス・マルケスは、今回のレースで兄が勝利することに賭けていいと考えている様子だ。

「もし、お金を賭ける必要があるなら、僕はマルクに賭けるよ」

 アラゴンGPを前に、アレックスはそう語った。

「兄を優勝候補に挙げておくのは正解だと思っている」

「兄はかなり(先頭グループに)接近している。直近のレースでは何度か失敗もした。でも兄は以前の兄のレベルに、かつてないほど接近してきていると思う」

「まだ必要としているモノもあるが、兄はそれが何か分かっている。僕も(復帰初戦の)ポルティマオからこれまでデータを見ている。つまり、兄はまた“魔法”をかけているんだ」

 当のマルク・マルケスは依然として右腕が回復の中であることから、ライディングが自然な形ではないと認めており、アラゴンでのチャンスについても過信はしていないようだ。

「FP1ではとてもフィーリングが良いだろうとは思っている。だけど週末を通じて(どうなっていくかを)理解する必要があるんだ」

 ドイツGPでの成功を再現できると感じているかと訊かれたマルク・マルケスは、そう答えた。

「ここが僕の好きなサーキットで、左回りで好ましいレイアウトだというのは事実だ」

「右腕への負荷は少なくなるだろう。でも様子を見ていくつもりだ。時々、左コーナーでもポジションが完全には自然でないこともあるからね」

「まあともかく、バイクに乗りたいし、腕については考えすぎないようにしたい」

 マルク・マルケスは復帰以来、RC213Vにいくつかの変更を加えてきている。これまでは自身のライディングで補っていた“落とし穴”に、マシンを改良することで対応しようとしている形だ。

 彼はオランダGPで導入された新シャシーを継続して使用しているホンダ勢唯一のライダーであり、最近のレースではスクータースタイルのリヤブレーキも再び使用している。

 ライディングスタイルの変化は永続的なものなのか? そう訊かれたマルク・マルケスは「もちろん、バイクの変化にもよる」と答え、更にこう続けた。

「例えば、このスクータースタイルのブレーキは、僕が以前にも試していたものだ。でも僕は大きな改善だとは感じていなかった。そして今は、いくつかの変更を加えて再度試しているんだ」

「当然、苦戦している部分もあるから、変更も加えていく。ただ何か良いものを見つけようとしても、上手くいくこともあれば悪くなることだってある」

「今年は僕が多くの領域で苦戦していることも確かだ」

「こうした部分のいくつかは、過去に苦戦していたものと同じモノもある。でも新たに苦戦している部分もあるし、いくつかはライディングスタイルで適応したりマネジメントしていたものだけど、今の僕にはできない部分があるのも事実だ」

「努力はしているんだけど、頭の中でやりたいと思っていても、今はできないんだ。だから色々な方法でバイクを適応させて、そうした部分でのタイムロスを少なくしようとしている」

 

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