F1

F1新規則で、”不格好”なハイレーキは絶滅か。ブラウン歓迎「レーシングカーらしからぬ姿だった」

F1マネージングディレクターのロス・ブラウンは、2022年の新レギュレーション導入により、”馬鹿げた”ハイレーキのマシンがいなくなったことを喜んでいる。

Luke Smith

Luke Smith

公開日時: 2022/02/18 7:52

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Lance Stroll, Aston Martin AMR21, Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B

 各チームが2022年のF1マシンを発表しているが、F1マネージングディレクターのロス・ブラウンは、不格好なハイレーキのマシンが”絶滅”したことを喜んでいるようだ。

 コース上でのバトルを増やし、より緊密なレースを増やすことを目的に導入される新たなレギュレーションは、F1史上最大のルール変更とも言われている。その一環として、マシンが生む乱気流を減らすため、グランド・エフェクトが復活している。

 各チームが発表した2022年のマシンは、2021年型とは大きく異なるデザインをしており、チーム間でもデザインに差が見られる状況となっている。

 グランド・エフェクトが復活したことで、フロアが生むダウンフォースを最大化するために、フロアをできるだけ地面と近い状態に保つことが重要となった。そのため、昨年まで多くのチームが採用していたハイレーキ・コンセプトを採用しているチームはないようだ。

 新レギュレーションの策定で重要な役割を果たしたブラウンは、これまでに発表されたマシンの外観、特にハイレーキ・コンセプトの絶滅に満足していると述べた。

「(新しいマシンの)見た目もいいし、ファンも興味を示してくれると思う」

「クルマがより低い姿勢でレースをするのは事実だろう……ハイレーキのクルマは、ノーズは低く、お尻を空中で振っているような、ちょっとバカバカしい姿をしていたからね」

「レーシングカーらしからぬ姿だった。だから、この新しいマシンはコース上で、もっと良く見えると思うんだ」

シェイクダウン中のアストンマーチンAMR22。リヤの車高は低い

シェイクダウン中のアストンマーチンAMR22。リヤの車高は低い

Photo by: Aston Martin Racing

 各チームが発表した新車のデザインの中で、特にサイドポッドの形状はチームの解釈が分かれている部分であり、現時点で様々なデザインが登場している。

 特にアストンマーチンの『AMR22』はこれまでとは異なり、サイドポッドを後方まで伸ばすアグレッシブな外観をしている。2月17日に発表されたばかりのフェラーリ『F1-75』も、ショルダー部分が盛り上がり、中央部分が凹んでいる意欲的なデザインとなっている。

 ブラウンは、レギュレーション変更で開発の自由度が少なくなったにもかかわらず、すでに各チームが異なるアプローチをとっていることに満足しているようだ。

「このようなバリエーションが見られるのは素晴らしいことだ」

「レギュレーションが発表された時、どのマシンも似たような見た目になってしまうという不満が出たんだ。我々はそれを信じていなかったし、そうではないことが証明された」

「正直なところ、 実際にクルマを見てみないと本当の印象は分からない。最初のテストでバルセロナに行き、そこでおそらくもっと良いアイデアを得ることができるだろう。そして次の(テストが行なわれる)バーレーンでクルマがどうなるかを見ることになる」

「でも、このバリエーションは心強いと感じる」

 

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