移籍市場はまだまだ動く? ロマン・グロージャン、アロンソ復帰説には好感
ハースのロマン・グロージャンは、セバスチャン・ベッテルのフェラーリ離脱に端を発する移籍市場の動きはまだ終わっておらず、今後も多くの動きがあると考えている。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
セバスチャン・ベッテルとフェラーリが2020年限りで袂を分かつことが発表されて以来、F1のドライバーズマーケットは大きく動いた。
カルロス・サインツJr.がベッテルの後任としてフェラーリに加入することが決定し、さらに空いたマクラーレンの席にはダニエル・リカルドが入ることになった。
こうした動きは今年のドライバーズマーケットに大きな影響を与え、F1はまだシーズン開始を待つ状況にも関わらず、“シリーシーズン”が始まったのだ。
そんな中、ハースのロマン・グロージャンはベッテルのフェラーリ離脱には驚いたとしながらも、2021年に向けた移籍市場の動きが今後も続いていくと考えている。
「色んな意味で、それらの決定には驚かされた」と、グロージャンはSky Sports F1のvodcastで語った。
「でも一番のサプライズはセバスチャンの事だ。僕は彼がフェラーリで続けるだろうとかなり強く予想していた。だからこの決定は大きなサプライズだったんだ」
「それから物事は興味深い形で進んでいった。僕はまだ終わっていないと思う。ルノーにはまだシートが空いていて、君たちも(フェルナンド)アロンソ加入の噂を聞いているだろう?」
「まだ進行中の多くの事があると思う。この移籍を巡る“サガ”はまだ終わっていないんだ」
降って湧いた2度のF1王者であるアロンソのルノーからの復帰説。グロージャンは2009年に7レースをアロンソのチームメイトとして戦った経験があるが、F1にアロンソが復帰するとすればそれは良いことだと語った。
「当然ながら、彼は偉大なドライバーだ。常に改善を試みていて、懸命に働いていた」
「彼がルノーに復帰した2009年のマシンはベストなものではなかったことは明らかだ。そしてそれが上手く機能しなかった」
「今回の噂も確かにポジティブなことだ。ただシートを(他のドライバーから)奪うことになるし、あまり多くのシートがないことも確かだね」
「興味深いことに、今は世界中の企業やチーム、みんな財政状況はベストなものではない。何がどうなっていくか見てみよう」
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