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今のスズキじゃタイトル防衛は無理? 王者ミル、シーズン後半戦に向け改善必須の危機感

2020年MotoGP王者のジョアン・ミル。彼は今シーズン前半戦を締めくくるオランダGPを3位で終えたが、今のパッケージではタイトルを争うのに十分ではないと危機感を抱いている。

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP2021年シーズンは、6月下旬に行なわれた第9戦オランダGPをもって前半戦を終了。サマーブレイクへと入った。

 前半戦最後となったオランダGPでは、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が独走体制を築いて今季4勝目。タイトル争いをリードしている。一方、2020年の王者でタイトル防衛に臨んでいるジョアン・ミル(スズキ)は、オランダGPでは10番グリッドから追い上げて3位表彰台を獲得。しかしクアルタラロとのポイント差は57にまで広がってしまった。

 ミルは今回サマーブレイク前に3位表彰台を獲得したことは、スズキと自身にとって重要なことだったと認める。ただ今のマシンパッケージではタイトル防衛に向けて十分な強さではないと、苦しい現状を語った。

「これ(オランダGPでの3位獲得)はシーズン後半戦に向けての勢いを後押ししてくれると思う」と、ミル。

「このパッケージは恐らくタイトルを争うのには十分じゃない。だから僕らはバイクの改善に取り組まないといけないし、僕自身ももっと改善できるように常に取り組んでいかないといけない」

「でも今回のレースに関しては、これ以上は期待できなかったし満足している」

「あのふたり(クアルタラロとマーベリック・ビニャーレス)は週末を通して本当に、本当に速かった。彼らは本当に上のレベルでマシンを走らせていて、接近するのはかなり難しかったんだ」

「でも僕も1周目にやるべきことをやった。ホンダやドゥカティ勢をオーバーテイクするのは常に難しいし、悪夢のようなんだ」

「だけど全力でオーバーテイクを試みていった。もちろん常々ドゥカティ勢の追い抜きには苦戦しているし、オーバーテイクの何回かは限界ギリギリだった」

「接触をしたことはないけど、往々にして彼らをブロックするようにして追い抜いている。相手には申し訳ないけれど、(ドゥカティを追い抜くのは)凄く難しいんだ」

「ジャック(ミラー/ドゥカティ)は怒るだろうし、僕もそういうのはあまり好きではない。でも彼らの直線速度とハードブレーキングもあって、厳しいんだ」

 ミルはスズキに対しては、シーズン後半戦でリヤ側に作用するホールショットデバイスを実装することが重要になってくると話す。

「まず、僕らはホールショットデバイスに取り組むことが必要だ。多くのコースではこのデバイスによって、スタートでかなりの違いが生まれるからだ」

「だから僕らもやらないといけない。それから違いを生むバイクの細部に取り組んでいく」

「それからチームと一緒に予選でもっと良いラップタイムを出すためには、何を強化する必要があるのかを理解しなくちゃいけない。予選で獣のようにプッシュしてもタイムがあまり変わらないんだ」

「だから理解するのは難しい。でも解決策を見つけ出していかないと」

 

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