Moto2日本FP2|小椋藍がハイサイド転倒! 雨の日本GP2日目、予選前最速はアルデゲル
MotoGP第16戦日本GPのMoto2クラスFP2が行なわれた。ウエットコンディションの走行となり、最速となったのはフェルミン・アルデゲルだった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
9月24日、MotoGP第16戦日本GPのMoto2クラスフリー走行2回目が行なわれた。ウエットコンディションでの走りで最速となったのはフェルミン・アルデゲル(CAG Speed Up)だった。
Moto2クラスの走行時間となると、雨は弱まってはいたが、依然としてコースはフルウエット。予選組分けに重要となる総合タイムのトップ10入りを目指したアタックは難しい状況だった。
序盤はタイムのばらつきも大きく、ひとまずの暫定トップタイムはフィリップ・サラック(Gresini Racing Moto2)のマークした2分5秒776となった。
ウエットでの走行が重ねられていく中、マニュエル・ゴンザレス(Yamaha VR46 Master Camp Team)がT6でハイサイドを喫して転倒。マシンは大きく跳ねて転がり、コース上に取り残されてしまった。このマシン回収のため、セッションは赤旗が出され、残り28分で一時中断となった。
FP2後半に入った後も、サラックは自己ベスト更新を続けて暫定トップタイムの位置をキープ。日本人ライダーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は雨は苦手だと前日に語っていたものの、残り15分を前に2分6秒268で6番手につけていた。
また羽田大河(Pertamina Mandalika SAG Team)は序盤からタイムシートの上位に名前を並べており、小椋を上回る2分5秒989をマークし、4番手タイムとした。
セッションも終盤に差し掛かり、ライダー達はペースアップしアタックに入り始めた。するとトニー・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)が2分4秒747を記録し、暫定トップに。カネット、サラックと2分4秒台のタイムが続いた。
小椋もペースアップし、2分5秒404まで自己ベストを更新。ただ、他のライダーのタイムの上がり幅のほうが大きく、小椋は8番手タイムに留まった。
その後小椋はターン8でハイサイドを喫してクラッシュ。幸いなことに自力で歩いてコースを後にすることができた。
FP2終盤はジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)、サラック、小椋、ケミン・久保(Yamaha VR46 Master Camp Team)など転倒するライダーが続出。難しいコンディションであることを伺わせて、40分間のセッションが終わった。
ウエットコンディションのFP2で最速となったのはフェルミン・アルデゲル(CAG Speed Up)。2番手はアルボリーノ、3番手はアロン・カネット(Flexbox HP40)だった。
ポイントリーダーのアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)は9番手、ランキング2番手の小椋は最終的に11番手タイムとなった。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments