フリー走行レポート

F1 アブダビGP

F1アブダビFP2:ハミルトン、フェルスタッペンに0.6秒差のトップ。角田裕毅は7番手好調

2021年シーズンのF1最終戦、アブダビGPのフリー走行2回目が行なわれ、メルセデスのルイス・ハミルトンが首位。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は7番手だった。

編集: 2021/12/10 15:15

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Lewis Hamilton, Mercedes W12

 F1第22戦、2021年シーズンの最終戦アブダビGPのフリー走行2回目がヤス・マリーナ・サーキットで開催され、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

 まだ明るい時間から行なわれたFP1とは異なり、現地時間17時から開始されたFP2は、西日が強いトワイライト・セッション。気温25度、路面温度31度というコンディションで60分の走行がスタートした。

 今回持ち込まれているタイヤは、最もやわらかいC3~C5コンパウンドの組み合わせ。FP1では多くのドライバーがソフトタイヤを使用して走行したが、FP2ではほとんどのマシンがセッション開始と同時にミディアムタイヤで続々とコースインしていった。一方で、マクラーレンはここでソフトタイヤ装着と、他と異なるタイヤの使い方を見せた。

 同ポイントで並ぶタイトル争いのライバル、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ミディアムタイヤを予選で使うことを視野に入れているのか、1分24秒台に入るラップタイムを序盤から叩き出していく。ただフェルスタッペンはトラックリミット違反でタイム抹消を受けてしまった。

 バルテリ・ボッタス(メルセデス)がターン14で右リヤを軽くバリアに当てるシーンがあった他、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がスピンし、リヤからクラッシュ。ただ、ラティフィが自走でピットに戻れたこともあってセッションは止まらず、走行が続けられた。

 ハミルトンが1分24秒126まで一気にトップタイムを更新する中、各車が続々とピットイン。予選を想定したアタックに向けた準備を整えた。

 ボッタスは接触によるダメージはなかったようで、いち早くソフトタイヤを投入しアタックへ。これを皮切りに、再びコース上のマシンが増えていった。

 ボッタスはソフトタイヤ最初のアタックで1分24秒083をマークし、トップに浮上。ハミルトンはセクター1で挙動を乱し、ミディアムタイヤでのタイムからわずかにタイムアップするに留まった。

 ボッタスが2度目のアタックに向かう中、トップに躍り出たのはエステバン・オコン(アルピーヌ)。1分24秒034を叩き出したのだ。ボッタスは、セクター1とセクター2で全体ベストを更新するペースを見せたが、タイヤを激しくロックさせてしまい、ピットに戻った。

 ターン1でミスをし、2度目のアタックを中断していたハミルトンは3度目のアタックを実施。異次元の1分23秒691を叩き出し、タイムシートのトップに立った。

 セッション残り20分ほどになると、各車がロングランにプログラムを移していった。ボッタスはウォールに軽く接触した際に履いていたミディアムタイヤでコースイン。ハミルトンもミディアムタイヤで走行を再開したが、フェルスタッペンはソフトタイヤを使って周回を重ねた。

 セッション残り時間がゼロとなった直後に、今回がF1ラストレースとなるキミ・ライコネン(アルファロメオ)がターン14で挙動を乱し、リヤからクラッシュ。マシンのダメージは大きかったが、ライコネンは無事にマシンを降りた。

 チェッカー直後に赤旗が掲示される形でセッション終了。トップは後続に0.3秒以上、タイトル争いのライバルであるフェルスタッペンに0.641秒の差をつけたハミルトンとなった。

 ハミルトンはミディアムタイヤ、ソフトタイヤ共に他を突き放すペースを見せた。3番手にはボッタスもつけており、タイトルが決まる重要な一戦の初日、メルセデスとしては良い滑り出しになったと言えるだろう。

 レッドブルはフェルスタッペンが4番手、ペレスが5番手。メルセデスとのタイム差は大きいが、フェルスタッペンがロングランでメルセデス勢を凌ぐペースを見せていた点は、決勝に向けて好材料だと言える。

 中団チームで抜けた速さを見せたのがアルピーヌ。2番手にオコンが食い込んだのだ。アロンソも一時2番手につけたが、このタイムが抹消。最終的に6番手となっている。

 アルファタウリ・ホンダは角田裕毅が7番手。FP1に続いてチームメイトのピエール・ガスリー(10番手)を上回ってみせた。

 

 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 United Kingdom ルイス ハミルトン 26 1'23.691     238.907 2 France エステバン オコン 29 1'24.034 0.343 0.343 237.932 3 Finland バルテリ ボッタス 29 1'24.083 0.392 0.049 237.793 4 Netherlands マックス フェルスタッペン 25 1'24.332 0.641 0.249 237.091 5 Mexico セルジオ ペレス 26 1'24.400 0.709 0.068 236.900 6 Spain フェルナンド アロンソ 27 1'24.495 0.804 0.095 236.634 7 Japan 角田 裕毅 26 1'24.532 0.841 0.037 236.530 8 Monaco シャルル ルクレール 29 1'24.557 0.866 0.025 236.460 9 Spain カルロス サインツ Jr. 29 1'24.844 1.153 0.287 235.660 10 France ピエール ガスリー 27 1'24.940 1.249 0.096 235.394 フルリザルトを見る

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