F1 オーストラリアGP

FP3最速はノリスも終盤の赤旗で真の実力は未知数に。角田裕毅10番手|F1第3戦オーストラリアGP

F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行3回目が行なわれ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイム。角田裕毅(アルファタウリ)は僚友上回る10番手だった。

滑川 寛

編集: 2022/04/09 4:33

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Lando Norris, McLaren MCL36

 F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行3回目が行なわれた。トップタイムはランド・ノリス(マクラーレン)が記録した。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって3年ぶりの開催となるオーストラリアGP。久しぶりの開催に合わせ、舞台となるアルバート・パーク・サーキットはコース改修を受け、高速化された。当初はDRSゾーンが史上最多の4ヵ所設置されていたが、安全上の理由によりFP3を前にターン8からターン9までのエリアに設置されていたDRSゾーンが取り消され、計3ヵ所となった。

 FP3開始前の気温は24度、路面温度32度。曇り空がコース上を覆ったが、降水確率は比較的低いというコンディションだった。

 現地時刻13時を迎え、予選前最後となる1時間のセッションが開始。アルファロメオ勢やハース勢などがハードタイヤやミディアムタイヤでコースの感触を確かめるべく、コースへ飛び出していった。

 一方で、フェラーリやレッドブルの今季の二強を筆頭に多くのチームはゆっくりとしたスタート。ドライバーはマシンに乗り込み、走行プログラム開始を待った。

 セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、FP1の終盤にパワーユニットにトラブルが発生した影響でFP2を欠場したこともあり、まずはインスタレーションと決勝レースを見据えたタイヤの“皮むき”を行なった。

 20分経過というところで、そのベッテルがターン10の立ち上がりで挙動を乱しコースオフ。そのままマシンはフロントからウォールにクラッシュしてしまった。

 新型コロナウイルス陽性反応によって、開幕戦バーレーンGPと第2戦サウジアラビアGPを欠場していたベッテルとしては、またも走行機会が削られることとなった。

 ベッテルのマシン撤去のためコースにはレッドフラッグが提示され、ベッテルは”今回は”マーシャルが運転するスクーターの後ろに乗りピットに戻った。

 30分を残しセッションは再開。ここまでコース上に出ていなかったアルファタウリ勢も含め、多くのマシンがソフトタイヤで走行開始した。一方で、ミディアムタイヤを履いたマックス・フェルスタッペンは最終コーナーでスピンを喫し、その原因が掴めないと無線で訴えた。

 多くのドライバーが残り10分というところで、予選想定走行のために新品ソフトタイヤを投入し、ノリスがまずトップタイムを更新した。

 各ドライバーは軒並み自身のタイムを更新していったが、残り5分を切ったところで、ランス・ストロールがターン11で曲がりきれずクラッシュ。左フロントからウォールに当たった。アストンマーチンはこれにより、予選に向けて2台のマシンを修理することとなった。

 ストロールのクラッシュにより、そのままセッションは終了。全車が完全なアタックを行なえた訳ではないが、FP3トップはノリス。タイムは1分19秒117で、チームメイトのダニエル・リカルドも6番手につけた。ただ、ノリスには最終盤にアクセルを戻すようエンジニアから指示が飛ぶなど、トラブルフリーとはいかなかったようだ。

 2番手には今季好調フェラーリのシャルル・ルクレール。タイムはノリスから0.132秒差の1分19秒249だった。3番手には僅差でセルジオ・ペレス(レッドブル)が並んだ。

 トップ3の後ろ4番手には今週末好調のアルピーヌのフェルナンド・アロンソ。同郷のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)を上回ってみせた。

 思うような走りが出来なかったフェルスタッペンは最終的に7番手。終盤に予選想定ラップを2度行なうも、いずれもアンダーステアに見舞われてアタックを失敗していた。

 8番手にはメルセデスのルイス・ハミルトンが並んだ。この日のメルセデスは初日から比べるとポーパシングが目立つようになり、セットアップが決まりきらないのか、コーナリング中のスナップやコースオフするシーンもあった。

 ハミルトンの元チームメイトであるバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がその後ろ9番手。10番手には1分20秒071で角田裕毅(アルファタウリ)が滑り込んだ。角田としては、コース改修を受けたとは言え、アルバート・パーク初体験の不利はあるものの、ここまで目立ったトラブルもなく速さを見せており、このセッションではチームメイトのピエール・ガスリーよりも良いタイムを計測してみせた。

 

Read Also:

順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 United Kingdom ランド ノリス 12 1'19.117     241.298 2 Monaco シャルル ルクレール 15 1'19.249 0.132 0.132 240.896 3 Mexico セルジオ ペレス 17 1'19.265 0.148 0.016 240.847 4 Spain フェルナンド アロンソ 15 1'19.275 0.158 0.010 240.817 5 Spain カルロス サインツ Jr. 17 1'19.419 0.302 0.144 240.380 6 Australia ダニエル リカルド 14 1'19.693 0.576 0.274 239.554 7 Netherlands マックス フェルスタッペン 16 1'19.809 0.692 0.116 239.206 8 United Kingdom ルイス ハミルトン 13 1'19.896 0.779 0.087 238.945 9 Finland バルテリ ボッタス 17 1'20.008 0.891 0.112 238.611 10 Japan 角田 裕毅 12 1'20.071 0.954 0.063 238.423 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1オーストラリアFP3速報:ノリスがトップタイム。フェルスタッペン、アタックをまとめ切れず7番手に沈む

次の記事 F1ドライバーたちは“超エキサイティング”な新コースレイアウトを歓迎も、オーバーテイク増加には懐疑的

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

滑川 寛



勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

Sponsored

Sponsored 11 ヵ月前

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」



レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信



神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

最新ニュース



ピレリ、2027に使用するMotoGPタイヤでのテストを無事完了。18名のライダーが参加「テスト結果には満足」

MotoGP

MGP MotoGP

Red Bull Ring 2027 Tyre Test

25 分前

ピレリ、2027に使用するMotoGPタイヤでのテストを無事完了。18名のライダーが参加「テスト結果には満足」



トヨタWRCでも活躍のエサペッカ・ラッピ、プロラリーキャリアを無期限休止「今後はどこでアドレナリンを感じようか」

WRC

WRC WRC 2 時間前

トヨタWRCでも活躍のエサペッカ・ラッピ、プロラリーキャリアを無期限休止「今後はどこでアドレナリンを感じようか」



DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

スーパーGT

SGT スーパーGT

第6戦:SUGO

4 時間前

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ



FIAは判断が遅い! クルサード、SC出動の迅速化を要求「誰かが不利になるのは変わらないが、改善の余地はある」

F1

F1 F1

スペインGP

5 時間前

FIAは判断が遅い! クルサード、SC出動の迅速化を要求「誰かが不利になるのは変わらないが、改善の余地はある」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録