【MotoGP】マーベリック・ビニャーレス、今季限りでのヤマハ電撃離脱&アプリリア加入を真剣に検討中か
マーベリック・ビニャーレスは、2021年シーズン限りでヤマハを離れ、2022年にアプリリアのシートに座ることを真剣に検討しているようだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP通算9勝を誇り、今季も開幕戦カタールGPで勝利を飾ったマーベリック・ビニャーレス。彼は2017年から所属しているヤマハと2022年までの契約を結んでいるが、今季限りで電撃離脱する可能性があるようだ。
【Breaking News】マーベリック・ビニャーレス、2021年限りでヤマハ離脱が決定
ヤマハとビニャーレスの関係は、最近になって悪化していると言える。ビニャーレスは勝利を挙げたカタールGP以降、表彰台すら獲得できないレースが続いており、それを受けてヤマハは彼の親友でもあるエステバン・ガルシアをクルーチーフから外した。そういったことも積み重なってか、ビニャーレスは屈辱の最下位に終わったドイツGPの後、ヤマハは自分のことを軽視しており、リスペクトに欠けるとして公然とチーム批判を展開していた。
現在ビニャーレスは、ヤマハと今後も関係を継続する未来を見出せないようで、今季限りで契約を解消しようとしていると見られる。motorsport.comの調べによると、ビニャーレスとヤマハは友好的な形でパートナーシップを解消しようとしているが、まだ決定したことは何もないようだ。
仮にビニャーレスがヤマハを離脱した場合、来季彼が所属するのはアプリリアとなり、アレイシ・エスパルガロとコンビを組むことになりそうだ。ただ、motorsport.comに入ってきている情報では、オランダGP決勝日である6月27日(日)の時点で契約が結ばれた事実はないという。
またビニャーレスがヤマハを去るとなれば、ヤマハは2022年のファクトリーチームのシートがひとつ空くことになるが、最も現実的なのは、現在ペトロナス・ヤマハSRTに所属するフランコ・モルビデリを昇格させる、という選択肢だろう。ただ、ペトロナス・ヤマハSRTに関してはバレンティーノ・ロッシも今季限りで引退する可能性があると考えられており、ヤマハは来季のライダー探しに奔走することになるかもしれない。
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