F1 Williams launch
2022年のF1マシンは視界が悪化。ウイリアムズコンビがシェイクダウンで実感した新規則の影響
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィは、2022年のF1マシンを初体験し、視界がより制限されていると語った。

Jonathan Noble
編集: 2022/02/17 11:48
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

ウイリアムズは、2月15日に2022年シーズンを戦うニューマシン『FW44』のシェイクダウンを実施。ドライバーのアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィがシルバーストンで新しいマシンを初体験した。
フィルミングデーを活用した走行だったため、走行距離は100kmに制限。さらにこの日のシルバーストンはあいにくのウエットコンディションだったが、ウイリアムズは新車でマイレージを稼ぐことができた。
ドライバーふたりは、ホイールが18インチ化し、タイヤディフレクターがある影響で、視界がこれまでよりも制限されるという懸念が現実になったことを認めている。
ラティフィは「一部のコーナーで視界が悪くなったのは確かだ」と語った。
「コーナーの種類にもよるだろうし、どれだけコーナーに向かってステアリングを切っているか、視線がどこに向いているのかにもよる」
「それは、誰もが慣れるしかないと思う。でも、確かに視界が狭くなることはあるね」
アルボンは、シルバーストーンのようなサーキットでの走行はそれほど問題ではないとしながらも、ストリートサーキットでは状況が異なると考えているようだ。
「今日、シルバーストンは暗くて雨が降っているという最悪の状況だったけど、それほど悪くはなかった」
「ストリートサーキットに行くと、もっと苦労すると思う。モナコやバクー、ジェッダなどに行くと、かなりトリッキーだ」
「オープンなコースでは、前は遠くまで見える。でもタイヤの死角やディフレクターがあって、コーナーに向かう時の視界が狭くなってしまうんだ。だからコーナーの向こう側を見ることになるんだ」
「ストリートコースでは、ウォールを通り過ぎてもまた壁が見えてくるだけで、周囲があまり見えない。そこが難しいところだと思う」
「バトルをする時も、自分の位置、フロントウイングの位置、タイヤの位置を確認するのが少し難しくなるだろう。少しトリッキーになるかもしれないね」
ふたりは新しいマシンについてあまり多くを理解することができなかったというが、ラティフィはすでに新車の重さを感じていることを示唆した。新規則によって、マシンの重量は752kgから795kg(ともにドライバーは含む、燃料除く)に増加しているのだ。
「マシンのフィーリングをつかむのは本当に難しい。でも昨年と全く違う感触なのは確かだ。より重いクルマを運転しているような感じだ」
「でも限界までは攻めていないからね。僕たちはただ、全てがうまく機能しているか、シートが快適化、どんな微調整が必要かを確認しただけなんだ」
「だから、それ以外のことについてはあまり深く考えていない」
Read Also:
- 2022年F1サイドポンツーンのタイプを比較……空気を合流させるか、それとも分割するのか?
- F1新車”雑感”解説2022「ウイリアムズFW44」:段差のないエンジンカウルとサイドポンツーンが特徴
- ウイリアムズ、2022年用F1新車”FW44”を早速シェイクダウン。オンライン発表会とは別マシン
- ”準備は整った”角田裕毅、F1で勝負の2年目。そして鈴鹿へ……「日本のファンの前で走るのが僕の夢」
- ガスリー、2022年用マシンの”視界の問題”を指摘「コーナリング時のマシンの位置取りが困難になる」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1の予算制限、”本領発揮”は2023年? アルファタウリ代表「今季も差は縮まるはずだが……」
次の記事 レッドブルF1、暗号通貨企業と3年170億円相当の巨額スポンサー契約を締結
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Jonathan Noble

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす
F1
F1 2024/12/29
大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす
F1
F1 2024/12/27
ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識
F1
F1 2024/12/25
僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識
最新ニュース

序盤の“2ポジション返還”がなければ、フェルスタッペンはマドリンク初代勝者になっていた? レッドブル代表は「今日は2位が最高の結果」と否定
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
序盤の“2ポジション返還”がなければ、フェルスタッペンはマドリンク初代勝者になっていた? レッドブル代表は「今日は2位が最高の結果」と否定

タイトル争い首位浮上のマルケス、100点超の差縮める超絶追い上げは「ライバルからのプレゼントありき。甘美な味わい」
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
1 時間前
タイトル争い首位浮上のマルケス、100点超の差縮める超絶追い上げは「ライバルからのプレゼントありき。甘美な味わい」

レーシングブルズ、スタート直後にサインツJr.と接触の角田裕毅は「少なくとも1周0.5秒をロスしていた」と語る
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
レーシングブルズ、スタート直後にサインツJr.と接触の角田裕毅は「少なくとも1周0.5秒をロスしていた」と語る

アストンマーティン&ホンダ、共に進める”改善”にはまだまだ余地あり「シャシーの開発は、PUの開発よりも早く進歩できることを忘れてはいけない」
F1
F1 F1
スペインGP
2 時間前
アストンマーティン&ホンダ、共に進める”改善”にはまだまだ余地あり「シャシーの開発は、PUの開発よりも早く進歩できることを忘れてはいけない」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録