F1 Williams launch
F1新車”雑感”解説2022「ウイリアムズFW44」:段差のないエンジンカウルとサイドポンツーンが特徴
ウイリアムズが、新車発表の直後にニューマシンFW44をシェイクダウン。発表会とはまるで異なるマシンを走らせた。
公開日時: 2022/02/16 3:14
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

ウイリアムズが、2022年用ニューマシンFW44を2月15日にオンラインで発表した。ただ発表されたマシンは、ショーカーに新カラーリングを施しただけのモノ。その後ウイリアムズは、シルバーストン・サーキットでシェイクダウンを実施しており、そこで走ったマシンは、まるで異なる形状だった。
公開されたシェイクダウン時の写真は2枚のみ。しかしここからでも、いくつかのことは読み取れそうだ。そして、他チームとは異なるコンセプトになっている部分も多いのが分かる。
ノーズは上面が丸みを帯びており、比較的四角い断面形状のマシンが多そうなところからすると、独自のコンセプトであるように思える。長さは短めで、フロントウイングのフラップ3枚が直付け。1枚は独立している。後方2枚のフラップを繋ぐヒンジは上下にも伸びていて、フィンのようになっている。間違いなく、気流コントロールに活用しているだろう。
それ以上に目を引くのは、エンジンカウルからサイドポンツーンの処理だ。ここまで発表されたマシンは、いずれもエンジンカウルからサイドポンツーンにかけて段差が設けられ、気流の向きをコントロールしているように見えた。
Williams FW44
Photo by: Williams
このFW44は、エンジンカウルからサイドポンツーンまでの間に段差は設けられず、急激にフロアまで繋げられている。そのためか、エンジンカウル+サイドポンツーンはかなり幅広くなっているように見え、ぼってりとした印象を受ける。例えて言うならば、昨年のアルピーヌに近い形だろうか? サイドポンツーン下にはアンダーカットが存在していないが、これはマクラーレンと同じ考え方だ。
なおリヤビューミラーのステーも2本になっていて、サイドポンツーン上〜リヤウイングにかけての気流制御に役立てているように見える。また、シェイクダウンしたマシンには、シャークフィンは取り付けられていなかった。
縁取りが赤いカラーリングとなったインダクションポットは、四角く、非常に大きい。エンジンに取り込む空気だけでなく、冷却用の気流もここから取り入れていると考えるのが自然だろう。サイドポンツーンのインテークも、上下に2分割されているようだ。
サスペンションは前プッシュロッド、後プルロッド。そしてうまく確認はできないが、フロアの後端には、何やら穴のようなモノが穿たれているように見える。もしかしたらこれは、リヤのブレーキダクトのスカートと関係した形状かもしれないが、今後写真素材が揃ってこれば、改めて確認したいところだ。
Read Also:
- F1新車”雑感”解説2022「アルファロメオC42」:サプライズ登場のニューマシン。アストンマーチンに似たコンセプト?
- ウイリアムズ、2022年用F1新車”FW44”を早速シェイクダウン。オンライン発表会とは別マシン
- F1分析|2022年F1新車、分かれたサイドポンツーンのデザイン。その意図を考察する
- ウイリアムズに訪れた変化、”セナのロゴ”がマシンから消える。カピト代表「前に進みたい」
- ラティフィ、一時警護スタッフをつけたと明かす。昨年最終戦アブダビGP後に受けた”殺害予告”への対抗策
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1新車”雑感”解説2022「アルファロメオC42」:サプライズ登場のニューマシン。アストンマーチンに似たコンセプト?
次の記事 F1には”ミスを修正”できる仕組みが必要! マクラーレン代表「チームもFIAも人間だから……」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
ウイリアムズ

【泥沼裁判】F1マシンが忽然と消えた!? ウイリアムズ、貸し出したFW23が行方不明になる謎の事件が発生……取り戻せるか?
F1
F1
バーレーンGP
3 日前
【泥沼裁判】F1マシンが忽然と消えた!? ウイリアムズ、貸し出したFW23が行方不明になる謎の事件が発生……取り戻せるか?

『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合
F1
F1
アゼルバイジャンGP
13 日前
『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合

今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断
F1
F1
アゼルバイジャンGP
16 日前
今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断
最新ニュース

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」
スーパーフォーミュラ
SF スーパーフォーミュラ
第9戦・第10戦富士
19 分前
ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」
F1
F1 F1
シンガポールGP
1 時間前
レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」
F1
F1 F1
シンガポールGP
2 時間前
ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」

メルセデスのウルフ代表、連勝レッドブル&フェルスタッペン賞賛「脱帽するしかない」自チームはアップデートで悩みも
F1
F1 F1
シンガポールGP
5 時間前
メルセデスのウルフ代表、連勝レッドブル&フェルスタッペン賞賛「脱帽するしかない」自チームはアップデートで悩みも
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録