F1

ストーブリーグは今年もアツい! F1の2022年シーズン、どのドライバーがどのチームへ行く?

今年も、来季に向けドライバーの移籍や引退の噂がF1界を飛び交う季節がやってきた。どのドライバーが2022年シーズンのシートを確約しているのか、そしてどのドライバーに移籍の可能性があるのかを見てみよう。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2021/11/16 18:08

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Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, Lewis Hamilton, Mercedes W12, Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B, Lando Norris, McLaren MCL35M, and the rest of the field at the start

 今年も、来季に向けドライバーの移籍や引退の噂がF1界を飛び交う季節がやってきた。多くのスポーツではシーズンが終わった冬季、つまり“ストーブ”が必要な時期に選手の移籍などが行なわれることから「ストーブリーグ」などと言われてきた。しかしシーズン中はおろか、シーズン開始前から移籍やクビの噂が飛び交うのがF1である。

 馬鹿げたシーズン(Silly season)と言われるほどストーブリーグが今年も加熱する中、2022年に向けて複数名のドライバーがF1のシートを確保している一方で、まだ正式に決まっていないシートも多数残されている。来年のF1グリッドはどのようになるのか見てみよう。

メルセデス

 間違いなく、メルセデスの来季のドライバーラインナップに注目が集まっている。ハイブリッドV6ターボ時代に突入して以降、昨年まで全てのドライバーズ・コンストラクターズタイトルを獲得しているだけあって、“最もタイトルに近いシート”であるのは間違いない。

 メルセデスの若手ドライバープログラムに所属するジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がメルセデスに招集されるのではないかという噂が、数年前からパドックを賑わせてきた。しかしこれまでのところは、バルテリ・ボッタスが単年契約を重ねてシートを手にしている。

 新型コロナウイルスの感染により欠場したルイス・ハミルトンの代役として2020年のサクヒールGPでメルセデスのマシンを走らせたラッセルは、チームのミスや不運によって優勝こそ逃したものの、高い評価を得た。そしてラッセルが今季もウイリアムズで活躍し、ボッタスなかなか思うような成績を残せていないことから、2022年のメルセデスの一席はラッセルのものになるかもしれない。

■契約済みのドライバー

■シート獲得の可能性があるドライバー

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George Russell, Mercedes-AMG F1 and Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1

George Russell, Mercedes-AMG F1 and Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1

Photo by: Steve Etherington / Motorsport Images

レッドブル

 レッドブルは、メルセデスと同じような立場にいる。マックス・フェルスタッペンという才能に肩を並べるチームメイトを見つけるという不愉快な作業を、数シーズンに渡って続けているのだ。フェルスタッペンは少なくとも今後2シーズンはチームに留まることになっているが、ダニエル・リカルド(現マクラーレン)がチームを去って以降、レッドブルの“悪名高い”セカンドシートに複数シーズン留まったドライバーはいない。

 姉妹チームのアルファタウリのふたりも含め、現在リザーブドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンやレッドブル・ジュニアを見渡しても、現在セカンドシートに収まるセルジオ・ペレスを来季も起用することが最も安全な賭けになりそうだ。しかしそのペレスの契約も、今シーズン終了後に切れることになっている。

■契約済みのドライバー

■シート獲得の可能性があるドライバー

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マクラーレン

 来季に向けたマクラーレンの2席は既に埋まっており、ランド・ノリスとリカルドの両名は少なくとも2023年まではチームに残るとされている。ドライバーラインナップに一貫性を持たせることで、近年のマクラーレンに見られるような改善を継続することができるのだ。

■契約済みのドライバー

Daniel Ricciardo, McLaren MCL35M, Lando Norris, McLaren MCL35M

Daniel Ricciardo, McLaren MCL35M, Lando Norris, McLaren MCL35M

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

アストンマーチン

 アストンマーチンの来季のドライバーラインナップも既に決定しており、セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールがマシンをドライブする。

■契約済みのドライバー

アルピーヌ

 アルピーヌも来季のシートが既に埋まっているチームのひとつだ。今年のハンガリーGPでF1初優勝を遂げたエステバン・オコンとは6月に、2024年末までの契約を結んでいる。フェルナンド・アロンソの起用は、新型コロナウイルスの影響により2021年から2022年に延期された新レギュレーションの導入にも関係している。

■契約済みのドライバー

Fernando Alonso, Alpine F1, celebrates with Esteban Ocon, Alpine F1, 1st position, in Parc Ferme

Fernando Alonso, Alpine F1, celebrates with Esteban Ocon, Alpine F1, 1st position, in Parc Ferme

Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images

フェラーリ

 フェラーリは、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)とミック・シューマッハー(ハース)を始め多くの育成ドライバーを抱えているが、2022年シーズンのシートは既に埋まっている。

■契約済みのドライバー

アルファタウリ

 レッドブル傘下のアルファタウリは、2022年のドライバーが確定していない4チームのひとつであり、F1とFIA F2の双方に様々な選択肢を持っている。しかし、ピエール・ガスリーと角田裕毅の現在のコンビが、来季のシートを獲得する可能性はとても高い。とはいえ大胆なドライバー選択をすることで”悪名高い”レッドブル陣営からまだ正式発表はない。

■契約済みのドライバー

■シート獲得の可能性があるドライバー

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Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

アルファロメオ

 アルファロメオは厳しい選択肢を迫られており、10チーム内では唯一ルーキードライバーのみで2022年シーズンを迎える可能性がある。現在のキミ・ライコネンとジョビナッツィ両名共に2022年以降の契約を結んでいないため、誰が来季のシートに収まるのかという噂が飛び交っている。

■契約済みのドライバー

■シート獲得の可能性があるドライバー

Callum Ilott, Alfa Romeo Racing

Callum Ilott, Alfa Romeo Racing

Photo by: Alfa Romeo

ハース

 ハースは現在、来季に向けたシートは2つとも空席となっているが、シューマッハーやニキータ・マゼピンが今シーズン限りでそれぞれのシートを明け渡すとは考えにくい。

■契約済みのドライバー

■シート獲得の可能性があるドライバー

ウイリアムズ

 メルセデスと並んで、2022年のウイリアムズのドライバーラインナップにも熱い視線が注がれている。その最大の理由は、やはりラッセルの動向だ。ウイリアムズに残留するのか? それともメルセデスに昇格するのか? 彼が昇格した場合、彼の後任はだれか? 2020年にドリルトン・キャピタルがウイリアムズを買収して以降、資金繰りが改善したチームは、どれだけ資金を持ち込めるかという“ペイドライバー”に頼る必要性が減った。2022年に向けたサプライズが待っているかもしれない。

■契約済みのドライバー

■シート獲得の可能性があるドライバー

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Nicholas Latifi, Williams FW43B , George Russell, Williams FW43B

Nicholas Latifi, Williams FW43B , George Russell, Williams FW43B

Photo by: Jerry Andre / Motorsport Images

 

 

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