F1 ベルギーGP

ピットの黄旗で損したよ……ルクレール、最終アタックのタイムロス原因を説明「あと1ポジション上に行くことはできたはず」

フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1ベルギーGP予選を5番手で終えたが、ポジションを失ったわずかなタイムロスの原因について明かした。

Filip Cleeren

Filip Cleeren

公開日時: 2026/07/19 6:34

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Charles Leclerc, Ferrari

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1ベルギーGP予選を5番手で終えたが、”黄旗”がなければ4番手に手が届いたはずだと語った。

 ルクレールは予選終了間際、Q3のラストアタックでバスストップ・シケインに進入した時点で、最初のアタックより0.070秒速いペースを刻んでいた。しかしフィニッシュラインでは自己ベストより0.030秒遅いタイムとなり、タイム更新はならなかった。

 最終的に、ルクレールは5番手で予選を終えたが、ひとつ前のジョージ・ラッセル(メルセデス)とのタイム差が0.024秒だったことを考えると、最終シケインでのタイムロスがなければ、予選4番手獲得は十分可能だったと言える。

 予選を振り返ったルクレールは、ピット入口で振られていた、アタックには影響がない黄旗に気を取られてアクセルを抜いてしまったと明かした。

「最後のラップは少し残念だった。ピット入口用の黄旗だったはずだけど、コース上からあまりにもよく見えてしまっていた」とルクレールはSky Sportsに語った。

「僕の感覚では、あれはコースのド真ん中に見えていた。それで少しアクセルを戻したから、おそらく1つ順位を失ったと思う」

「もちろん(それがなければ)0.5秒も速くなったわけではないけど、1ポジション上に行くことはできたはずだ」

Charles Leclerc, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari

Photo by: Alex Bierens de Haan / LAT Images via Getty Images

 この黄旗はQ3終盤、ピットレーン内でレッドブルのアイザック・ハジャーがマシンを止めたために振られていたものだ。

 通常のピットレーン用黄旗に加え、ピット入口のマーシャルも黄旗を振っていた。この旗はコース上からもはっきり見える位置にあり、最終コーナーを通過したルクレールの視界にも入ったため、彼は反射的にわずかにアクセルを戻してしまったのだ。

 チーム代表のフレデリック・バスールもルクレールと同様の見解を示した。

「ハジャーはパルクフェルメのピットレーン内で停止していた。そのためマーシャルがピット入口で黄旗を振ったが、ピット入口はコースと隣接しているため、シャルルは少しアクセルを戻さなければならなかった。ルール上は正しい対応だ」

「前のマシンとの差が0.030秒しかない状況では、とても厳しい結果になった」

 一方で、フェラーリにとってリー走行を通して悩まされていたエネルギーマネジメントの問題が、予選では大きく改善されたことはポジティブな材料だろう。

 フェラーリは、パワー性能が重要となるスパでは、メルセデスに対するパワーユニット性能の差から苦戦することを事前に予想しており、実際の結果も想定通りだった。

 ルクレールはポールポジションを獲得したメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリから0.532秒遅れ。チームメイトのルイス・ハミルトンも、ルクレールからわずか0.002秒差だった。

「シルバーストンやここスパで予想していた位置にほぼ収まった。シルバーストンは例外的に良かったけど、今回は想定通りだった」とルクレールは振り返った。

「結局のところ、違いは純粋なパワーだ。彼ら(メルセデス)はその面で優位にいる」

「僕たちはグリップが重要な区間ではかなり強いけど、パワー依存の区間では苦戦している。ただ今日はコーナーでも彼らは非常に速かったから、現時点では本当に完成度の高いパッケージを持っているということだ」

「僕たちは、自分たちの持っているものを最大限に引き出すことだけに集中しなければならない」

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