角田裕毅、F1オーストリアGPは噛み合わないレースに「フロアにダメージがあったのか……チャレンジングなレースになった」
F1オーストリアGPの決勝で、アルファタウリの角田裕毅は19位。スタート直後にマシンにダメージを負うなど、厳しいレースを強いられた。
アルファタウリの角田裕毅は、F1オーストリアGPの決勝レースを18番手でフィニッシュしたが、その後ペナルティが追加で科されたことにより、最終的には19位となった。
16番グリッドからスタートした角田は、スタート直後にポジションを上ようと、ターン1に果敢に飛び込んでいった。しかしここで他車と接触し、フロントウイングにダメージを負ってしまう。その後、ターン4でオーバーラン。角田はすぐにピットインし、ノーズとタイヤを交換することになった。
その後オーバーテイクを成功させるなど光る走りを見せたが、トラックリミット違反が重なるなどしてペナルティを受け、結局18番手でのフィニッシュとなった。
なお角田にはレース後、トラックリミット違反でさらに追加で5秒のタイム加算ペナルティを受け、19位へと降着している。
「スタートでは、できるだけ多くのポジションを上げようと、アグレッシブに攻めました。その攻めはうまくいくかもしれなかったのですが、残念ながらターン1でマシンにダメージを負ってしまい、ターン4でコースアウトしてしまいました」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「これでフロアにダメージを負ってしまったのか、その後はペースがなく、すごく難しいドライブになってしまいました」
「マシンをトラックリミットの中に留めることができませんでした。将来的には、間違いなくこのことから学べると思います。全体的には、チャレンジングなレースでした」
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズは、今回は入賞を目指すだけのペースがなかったと語った。
「ユウキはターン1でフロントウイングの大部分を失ってしまい、その後ターン4でコースアウトしてしまった。そのため、1周目にピットインしなければならず、劣勢に立たされることになった」
そうエドルズは語った。
「ユウキはアンダーステアに苦しんでいたので、ピットストップでフラップを大きく調整した。そのため、彼のマシンにダメージがあったかどうかを確認する必要がある」
「全体として、我々にはポイント獲得に挑戦するだけのペースがなかった。トラックリミットもユウキにとっては痛手となり、合計15秒相当のペナルティ(※レース後のペナルティ以前)を受けることになってしまった」
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