HRC Sakuraでのアストンマーティン実車を使った対策が功を奏した? ホンダF1折原エンジニア「対策が想定どおり機能しているのを確認できた」
アストンマーティン・ホンダはF1マイアミGPのスプリント予選で最下位に終わったが、Sakuraで施してきた対策はしっかり機能しているようだ。
Lance Stroll, Aston Martin Racing
写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images
ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎が、F1マイアミGPの初日を終えてコメントを発表。持ち込んだ対策がうまく機能していることを確認できたと語った。
2026年シーズン、大きな期待を寄せられながらも、想定外の大苦戦を強いられてしまったアストンマーティン・ホンダ。しかしバーレーンGPとサウジアラビアGPの2戦が中東情勢の悪化により中止となったことで生じたシーズン休止期間に、HRC SakuraにアストンマーティンAMR26の実車を持ち込み、様々な分析と検証、そして問題への対策を施してきた。
そして迎えたマイアミGPの初日、スプリント予選ではフェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手と、グリッド最後尾を独占してしまう状況となったが、対策が予想通りに機能していることが確認できたという。
「レースがなかった4週間は、HRC Sakuraで振動対策に取り組んできました。これはバッテリーに対するものだけではなく、ドライバーへの振動低減、ドライバビリティ向上を含めた対策です」
折原エンジニアはそう語った。
「今日のセッションでは、これらの対策が想定どおり機能していることが確認でき、この点についてドライバーからも前向きなフィードバックを得られました。我々にとってポジティブな要素であり、HRC(ホンダ・レーシング)とアストンマーティン、両者の努力の結果だと考えています」
「FP1、スプリント予選ともに、PUの観点ではスムーズなセッションとなり、信頼性の面でも前進できたと受け止めています」
しかしまだエネルギーマネジメントの部分では模索の途上であり、今週末の各セッションを今後に活かすと、折原エンジニアは語った。
「新レギュレーションのもとでエネルギーマネジメントの最適化も進めていますが、まだ模索を続けている段階です。スプリントレース、そして予選を通じて、さらなる改善につなげられるよう、引き続き取り組んでいきます」
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