速報ニュース
F1
F1ブラジルGP、リオデジャネイロ開催に大きく前進。サーキット建設による環境破壊が障害か
これまでサンパウロで開催されてきたF1ブラジルGPだが、リオデジャネイロに新設されるサーキットでの開催となる可能性が高まっている。
Adam Cooper Carlos Costa
編集: 2020/10/07 22:34
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1のCEOであるチェイス・キャリーが、リオデジャネイロでF1ブラジルGP開催を目指すプロモーターとの合意に達したことが明らかとなった。このタイミングでの発表は、キャリーが2021年の暫定カレンダーにリオでのブラジルGPを掲載したいと考えていると言っていいだろう。
ブラジルGPはこれまで、サンパウロのインテルラゴス・サーキットを中心に開催されてきたが、1978年および1981年~1989年はジャカレパグア・サーキットでグランプリが行なわれた。
ブラジルGPのインテルラゴスでの開催契約は今年までとなっている。しかしながらサンパウロのプロモーターと現在のF1経営陣との関係は悪化しており、契約延長は発表されていない。
2017年、インテルラゴスは補助金の撤回を受けて資金難に陥ったが、かつてF1を統括していたバーニー・エクレストンと、2018年から2020年まで開催権料を支払わなくていいという契約を結んだ。リバティ・メディアは、F1オーナーとなってからこの事実を知った。
そのためF1側は、サンパウロにあるインテルラゴスではなく、ジャイール・ボルソナーロ大統領も支援しているリオデジャネイロでの開催に本腰を入れているわけだ。
Read Also:
しかしジャカレパグア・サーキットはすでに取り壊されており、跡地には2016年の夏季オリンピックの中心会場となったリオ・オリンピック・パークが建設されている。
そこでF1再誘致を目指しているリオデジャネイロは、リオ五輪の際に7人制ラグビー、ホッケー、BMXなど様々なスポーツに利用されていた屋外競技場デオドロに新たなサーキットを建設する予定を立てている。
ただしデオドロ地区は環境保全に力を入れているため、それがサーキット建設の障害となる可能性がある。サーキットを建設するために、何千本もの木を伐採しなくてはいけないのだ。
リオデジャネイロ州の知事代行を務めるクラウディオ・カストロに送られた書簡の中で、キャリーはサーキットの建設を進める許可が出ることを前提に、9月14日付けでプロモーターとのレース開催契約にサインしたことを認めた。
「リオデジャネイロでのF1イベント、ステージ、プロモーションの開催・実施について、リオ・モータースポーツLLCとの間で最終的なレース契約を締結したことをお知らせする」
そうキャリーは書簡に記した。
「これらの契約は、ブラジルおよびリオデジャネイロの関係当局であるINEA/CECAから必要な全てのライセンスが発行され次第、すぐにF1が発表・実行する準備ができている」
州環境研究所(INEA)は、サーキット建設プロジェクトにおける環境への影響に関して、技術的な意見書を作成中だという。それが済めば、意見書はまず司法長官に提出され、その後に州環境管理委員会(CECA)へと移される。
しかし、リオデジャネイロに残った最後の森林地帯が無くなることについて、地元住民からの反対の声は大きい。ハッシュタグ『#BrazilSaysNoToDeforestation』(ブラジルは森林破壊に反対する)を使った反対運動は、キャリーの手紙の内容が明らかになって以来、勢いを増している。
ただし、キャリーの書簡はレース開催地をデオドロに指定しているわけではないため、開催地が変更になる可能性もある。
Read Also:
- F1ブラジルGPが消滅すれば、国内レース界は衰退する? プロモーターが危惧
- F1カレンダー“特別枠”は良いアイデア! チーム代表が検討の価値アリと支持
- これでいいのか……ホンダのF1活動終了を考察する
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 クビアトもホンダF1活動終了の報に驚き「彼らが離れるのは個人的にも悲しい」
次の記事 跳ね馬移籍は怖くない……サインツJr,、ファン投稿の”ジョーク”を楽しむ
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
最新ニュース

「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
4 時間前
「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる

WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?
WEC
WEC WEC
Fuji
5 時間前
WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?

トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利
WEC
WEC WEC
Fuji
5 時間前
トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利

激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間
WEC
WEC WEC
Fuji
6 時間前
激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間
Widget prime_content_fullwidth doesn't have content
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録