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ハミルトン、チェルシーFC買収への参加は“地域社会への貢献”が目的。アーセナルファン表明は「異母姉妹に殴られたから」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、名門サッカークラブ「チェルシーFC」の買収に向けてセリーナ・ウイリアムズと共に参加した背景には、地域社会の教育と包括性を向上させるチャンスがあるからだと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG

Steve Etherington / Motorsport Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンが、チェルシーFCの買収に向けた投資参加の理由を説明した。

 チェルシーFCでは、2003年以降ロシアの新興財閥オリガルヒの一員であるロマン・アブラモビッチがオーナーを務めてきたが、ロシアのウクライナ侵攻によりプーチン大統領に親しい人物と目されアブラモビッチは経済制裁対象に。彼はクラブ運営の資格が剥奪され、新たなオーナーへクラブを25億ポンド(約4184億円)で譲り渡すこととなった。

 クラブの新オーナー候補は複数存在するが、ハミルトンはテニス界の“スター”であるセリーナ・ウイリアムズと共に、リバプールとブリティッシュ・エアウェイで会長を務めた経験のあるイギリス人の実業家マーティン・ブロートンが進めるコンソーシアムに参加。それぞれが約1000万ポンド(約16億5000万円)を投資することになるようだ。

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 ハミルトンは、この件に関しエミリア・ロマーニャGPで初めて言及。ブロートンから連絡を受け、彼が落札した際のクラブの展望を説明されたという。

 ハミルトンは、ブロートンの価値観が自身のモノと「極めて一致」しているとして、ウイリアムズと「何度も協議を重ね、彼女はコンソーシアムに参加することにワクワクしている」と語った。

「これはコミュニティのためなんだ。チームとその周りの人たち……それがサッカーチームを創るんだ」

「(チェルシーは)多様性と包括性を促進させる活動で、リーダー的役割を担っている。だから、僕らは以前のオーナーと関係がある訳ではないんだ」

「僕たちの目標は、彼らがこれまで行なってきた仕事のいくつかを続け、さらに大きな影響を与え、地域社会ともっと関わりを持っていくことだ」

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG arrival at Imola

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG arrival at Imola

Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images

 以前、ハミルトンはチェルシーのライバルクラブであるアーセナルのファンだと表明していたが、その理由は「アーセナルを支持しろ」と言って異母姉妹に殴られたことから始まったという。

 そしてハミルトンはサッカー全般のファンであり、2021年のチャンピオンズリーグ覇者のチェルシーを支えるのは「とても素晴らしいモノの一部になれる最高の機会のひとつ」だと語った。

 チェルシーは12月に、2021年6月期で1億4560万ポンド(約240億円)の損失を発表していたが、クラブの損失を食い止めるためのビジネスプランは準備されているハミルトンはいう。

「当然ながら、(損失を出すのは)決して投資とは言えない」とハミルトンは言う。

「僕らが行なった話し合いでは、チームはこの問題を解決するプランが立てた。この事態を改善し、損失を減らし、利益を生む組織に変えていく。大変な仕事だ。色々な要素が絡んでくる……僕には全ての戦略が分かっている訳ではないけどね」

「まだ僕らが落札した訳ではないから、全てはその後になる。でも、このチームは生粋のチェルシーファンと、僕のように後から入った人でできているコンソーシアムなんだ」

「“負ける”と思っている人は、そこに誰もいない。チェルシーには既に勝利のマインドがあると思う。でも、僕らはもっと上手く前進できると思う」

 ハミルトンはチェルシーを自分たちが落札した場合も、F1を続けている間はその他のパートナーに比べてあまり関与できないものの、クラブの地域貢献活動の改善に重点を置いているという。

「より多様的で、より包括的であるためには、まだやるべきことはたくさんある」

「多くの素晴らしいファンを呼び込み、教育の機会を広げる素晴らしいプラットフォームになる」

「チームの中には、差別に対して立ち上がり、組織と密接に協力し、前に進めてきた素晴らしい才能の持ち主がすでにいる」

「それはチェルシーのファンにとって本当に大切なことだと思うし、コミュニティはそこに多くを投資している」

 
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