ハミルトン、フェルスタッペンと1コーナーで接触しないことを望む……しかしそれで終わりではない?

メルセデスのルイス・ハミルトンは、タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペンとアメリカGPのスタート直後に接触しないことを望んでいるが、その時点で全ての決着がつくわけではないと考えている。

ハミルトン、フェルスタッペンと1コーナーで接触しないことを望む……しかしそれで終わりではない?

 まもなく決勝レースのスタートが切られる、2021年のF1第17戦アメリカGP。フロントロウからは今季のタイトルを争うふたり、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトンが、肩を並べてスタートすることになる。

 ふたりは今季これまで度々接触してきたが、今回はスタート直後に接触が起きないことを期待しているとハミルトンは語る。しかしスタート直後に接触を回避することができたとしても、その後何が起きるか分からないと考えているようだ。

 フェルスタッペンとハミルトンがフロントロウに並ぶのは、オランダGP以来実に4戦ぶりである。ふたりは今季接触を繰り返してきており、今回も何かが起きるのではないかと危惧する声もある。

 7月に行なわれたイギリスGPでは、スタート直後に起きた接触の結果、フェルスタッペンはマシンのコントロールを失い、タイヤバリヤに大クラッシュを喫している。その時の衝撃は、パワーユニットに亀裂が入るほどのモノだった。またイタリアGPでは、スタート直後ではないもののふたりがコース上でぶつかり、揃ってリタイアしている。

 予選後の記者会見でハミルトンは、今回は接触が起きないことを期待していると語る。

「ターン1を無事に通過して、良いレースができることを願っている」

 ハミルトンはそう語った。

「でも全てがターン1で決まるとは思っていない」

 一方のフェルスタッペンは、自分もハミルトンも「プロとして常に挑戦している」と語るとともに、常にハミルトンとの接触について尋ねられることを嘆いた。

「なぜ僕らが、いつまでもこのことを言われ続けるのか分からない」

 そうフェルスタッペンは語った。

「接触したのは、何も僕たちだけではないよ」

「F1では、残念ながらそういうことが起きる時もある」

「僕らは今回もフロントロウに並んでおり、誰もが素晴らしいレースになることを期待している。それは、ドライバーとしても期待していることだと思う。本当に良いレースをしたいだけなんだ」

 なおFP1が終わった時点では、メルセデス有利という見方が強かった今回のアメリカGP。しかし以降はレッドブルの競争力が増し、フェルスタッペンはポールポジションを獲得した。

 レースペースについて尋ねられたフェルスタッペンは、次のように語った。

「(フリー走行での)ロングランでも、少しトラフィックに引っかかってしまったが、全てがかなり正常に感じられた」

「(土曜日に)マシンを少し改善することができたと思うから、(日曜日には)もっと良くなることを期待している。蓋を開けてみなければ、どうなるか分からない。でも、大きな問題はなかった」

「タイヤの摩耗と、性能劣化次第だと思う。これについては、もう少し詳しく調べる必要があるだろうね」

「少し情報もあるけど、レースを走って見れば、タイヤがどのくらい持ちこたえられるのか分かるだろう」

 

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