モナコGPはフェラーリが本命? マクラーレン警戒。ノリス「彼らの低速域でのパフォーマンスはどのチームよりも優れている」
マクラーレンのランド・ノリスとアンドレア・ステラ代表は、フェラーリがモナコGPの優勝候補だと考えている。
マクラーレンのランド・ノリスとアンドレア・ステラ代表は、低速コーナーで強さを理由に、今週末のF1モナコGPの優勝候補としてフェラーリを挙げた。
フェラーリの今季マシンSF-26は、フェラーリが長年培ってきた強みである低速コーナーでの強さと優れたトラクション性能を継承しており、低速でストップ&ゴーのレイアウトであるモンテカルロ市街地コースでは大きなアドバンテージとなるだろう。
また、メルセデス製パワーユニットを搭載するマシンとのパワー差も、モナコではそれほど大きな問題にはならないはずだ。フェラーリが採用している小径ターボも有利に働く可能性がある。
だからこそディフェンディングチャンピオンのノリスは、モナコGPの優勝候補は シャルル・ルクレールかルイス・ハミルトンのどちらかだと確信しているのだ。
「正直言って、モナコGPではフェラーリがポールポジションを獲得すると思う」と、ノリスはカナダGP後に語った。
「彼らの低速域でのパフォーマンスは、他のどのチームよりもはるかに優れている」
「モナコは楽しみだ。だってモナコだからね。昨年は良い結果を残せたし、自分にとって最高で最もエキサイティングな週末のひとつだった。でも、僕たちが苦戦していることが分かっている部分を考えると、『間違いなく圧倒的に速いだろう』という自信にはつながらない。でも実際のところは走ってみないと分からない」
Photo by: Sam Bagnall / Motorsport Images via Getty Images
motorsport.comがこのノリスの見解についてマクラーレン代表のステラに尋ねると、彼もノリスの分析に同意した。
「GPS速度データを重ね合わせて見ると、フェラーリのシャシーはコーナーで間違いなく競争力があることが分かる。特に(ジル・ビルヌーブ・サーキットの)第1セクターだ」
「しかも、それは単なる低速区間ではない。縁石を積極的に使うセクションでもある。そして通常、そうした特性はモナコのようなサーキットで有利に働く」
「さらに、例えばカナダではフェラーリがストレートでタイムを失っていることが分かる。しかしモナコには長いストレートがほとんど存在しない。だからランドが言うように、フェラーリがモナコでポールポジション争いの本命になる可能性は十分あると思う」
一方でステラは、昨年ノリスがモナコで優勝したことにも触れながら、マクラーレンにもチャンスがあると考えている。
「現在の開発レベルで言えば、マクラーレンは中高速コーナーよりも低速コーナーに適したマシンになっていると言えるだろう。中高速域ではフェラーリやメルセデスの方が優れている部分が見られる」
「その意味ではモナコは我々にとって好条件になるはずだ。ただし、見た目とは違ってモナコにはいくつか中高速コーナーも存在する。カジノコーナーは150km/h以上、タバコは170~180km/h、スイミングプール区間は200km/h以上で通過する」
「つまりモナコでも中高速域の性能は重要だ。しかし一方で、極めて低速なコーナーも存在する。
「私はフェラーリがおそらく本命だと見ている。しかしマクラーレンも十分に戦えるはずだし、昨年モナコで成し遂げた成功を再現したいと思っている」
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