ルクレール、カナダGPは”キャリア最悪の週末”? 雨を期待するハミルトンと対照的に「問題が悪化するかも」
フェラーリのシャルル・ルクレールはソフトタイヤを機能させるのに苦労し、カナダGP予選8番手となった。
Charles Leclerc, Ferrari
写真:: Mark Sutton / Formula 1 via Getty Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1カナダGP予選を8番手で終え、キャリア最悪の週末のひとつだと語った。
ここ数年、ルクレールはカナダGPの予選で苦戦することが多かった。今回も例外ではなかったが、その発言からは彼が直面している困難の一端が垣間見える。
スプリント予選では6番手、スプリントレースを5位で終えたあとだけに、予選8番手は確かに苦しい結果だが、ルクレールはスカイ・スポーツF1に「最悪の週末だ」と語っているのだ。
「幸いにもまだ終わっていないし、明日は良くなることを願っている。今より悪くなることはないだろうからね。マシンとフィーリングが全くなかった。昨日抱えていた問題は解決したが、予選ではタイヤを適切なセッティングにできなかった」
さらにルクレールは、F1TVに「正直言って、キャリアの中でも最悪の週末の一つ、いや、もしかしたら最悪と言ってもいいくらいだった」と語った。
「金曜日以降、マシンの感触をしっかり感じられたラップは一度もなかった。今日はタイヤが完全に限界を超えていたし、ブレーキも昨日はそうだったから、どのコーナーでも壁に激突する危険を感じていた」
「何もかもがうまくいく瞬間、すべてが正しかった瞬間は一度もなかった。もちろん、ルイスは予選でそれを証明したが、僕はそれができなかった。このコンディションでどうすればもっとうまくできるか、タイヤをどう扱うべきかを分析しようと思う。これまでのところ、本当に悪夢のような状況だからね」
ルクレールは苦しんだタイヤ温度の問題について、さらに具体的に説明した。Q1の時点から、使用したソフトタイヤはなかなか適正温度に入らず、マシンのパフォーマンスを引き出すために必要なグリップを得るのに苦労していたという。
最も良い状態だったのはQ3だったが、他のライバル勢もタイムを伸ばしたため、ルクレールは8番手に留まった。
「この問題はQ1からずっとあった。クリーンラップをまとめる必要があったけど、タイヤが正しいウィンドウに入っていなくて、自信を持って攻めることができなかった。Q3では状況は少し良くなった。まずまずのラップはできたけど、結果は8番手だから、”まずまず”という表現は適切じゃないかもしれないね。みんな非常に接近しているのは事実だけど、8番手では十分じゃない」
決勝では雨が降る可能性が高い予報となっており、状況はさらに複雑になる可能性がある。通常、ドライで苦戦しているチームにとって雨は流れを変えるチャンスと考えられることが多いが、ルクレールは土曜日にタイヤを適正温度に入れるのに苦労したことを踏まえ、ウエットコンディションはむしろさらなる問題を招くかもしれないと考えている。
「レース全体が大きな疑問符になると思う。これまでの問題を振り返ると、雨はさらに状況を難しくするかもしれない。雨がチャンスになると言う人もいるし、そうであることを願っている。でも、これまでの僕の問題はずっとタイヤ温度に関係していたんだ」
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