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ハッキネンとシューマッハーが「最初から最後まで予選が如く攻めた」あの日のF1|2000年サンマリノGP

2000年F1サンマリノGP決勝後、「最初から最後まで予選のようで楽しめた」とレースを制したミハエル・シューマッハーは語っていた。このレースは、給油が行なわれていたこの時代のF1を象徴する一戦であろう。

Charles Bradley

Charles Bradley

編集: 2023/04/11 3:32

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Mika Hakkinen, McLaren MP4/15, took pole position

Mika Hakkinen, McLaren MP4-15, leads at the start

Mika Hakkinen, McLaren MP4-15, leads at the start

Mika Hakkinen, McLaren, leads Michael Schumacher, Ferrari

Ralf Schumacher, Williams, leads Heinz-Harald Frentzen, Jordan

Mika Hakkinen, McLaren, leads Michael Schumacher, Ferrari

Rubens Barrichello, Ferrari, leads David Coulthard, McLaren in battle for third

Mika Hakkinen, McLaren MP4/15, exits the pits

Mika Hakkinen, McLaren, leads Michael Schumacher, Ferrari

Michael Schumacher, Ferrari F1 2000, exits the pits

Michael Schumacher, Ferrari, leads Mika Hakkinen, McLaren

Jacques Villeneuve, BAR Honda 002, finished fifth

Mika Salo, Sauber C19, finished sixth

Race winner Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Race winner Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Race winner Michael Schumacher celebrates

Mika Hakkinen, Mclaren MP4-15, looks for damage to the floor of his car

Podium: Race winner Michael Schumacher, Ferrari, second place Mika Hakkinen, McLaren

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 F1 2000年シーズン第3戦サンマリノGPは、ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)がミカ・ハッキネン(マクラーレン)が激しい争いを繰り広げた一戦だが、特に”給油時代”のF1がいかに緊迫していたかを示す典型例だと言えるだろう。

 決勝レースでは、ポールシッターのハッキネンが抜群のスタートを見せた一方で、フロントロウスタートのシューマッハーは大きなホイールスピンを喫した。ハッキネンの僚友デビッド・クルサードが2番手を狙ったが、ノーズを横切る形でかろうじてシューマッハーがポジションを死守した。

 クルサードはこの影響で、シューマッハーのチームメイトであったルーベンス・バリチェロに先行を許して3番手を失い、BARのジャック・ビルヌーブが後続集団をリードした。

 優勝争いは、ハッキネン対シューマッハーという展開に。ふたりは1度目のピットストップを同じタイミングで行ない、シューマッハーは燃料を多めに搭載した。

 エンジンカットの症状を訴えるハッキネンが2度目のピットストップを先に行なう中、ピットインに向けて好ペースで飛ばしたシューマッハーは、ハッキネンの前でコースへ合流することに成功し、首位を奪った。レース後、シューマッハーはピットインに向けた「4周が重要だった」と語っている。

Mika Hakkinen, Mclaren MP4-15 leads at the start

Mika Hakkinen, Mclaren MP4-15 leads at the start

Photo by: Steve Etherington / Motorsport Images

Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Photo by: Motorsport Images

 ハッキネンは第1スティントで”何らかの金属片”を踏んだことでマシンの前部フロアを損傷し、ペースを落としていた。しかしレース終盤には挽回し、シューマッハーとの差を縮めていった。

 シューマッハーはペドロ・ディニス(ザウバー)を周回遅れにするタイミングで交錯しかけたものの、首位を維持。トップ2台が接近した争いを繰り広げ、軍配はシューマッハーに上がった。

 ハッキネンはオープニングラップ終わりの首位と2番手のタイム差より近い、1.168秒差で破れ2位。クルサードがバリチェロとのピットストップ勝負で先行し、3位で表彰台を獲得したが、上位2台からは50秒遅れでのフィニッシュとなった。

 なお、このレースではバリチェロやビルヌーブに加え、ミカ・サロ(ザウバー)がポイントを獲得している。

Race winner Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Race winner Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Photo by: Motorsport Images

Podium: Race winner Michael Schumacher, Ferrari, second place Mika Hakkinen, McLaren

Podium: Race winner Michael Schumacher, Ferrari, second place Mika Hakkinen, McLaren

Photo by: Motorsport Images

関連ニュース:

 シューマッハーはこれで開幕3連勝を飾り、シーズン最終盤の第16戦日本GPで前年度王者ハッキネンからタイトルを奪取している。

 レース後、シューマッハーは次のように語っていた。

「エキサイティングなレースだったし、ティフォシもこの結果に満足してくれていると思う!」

「スタートはホイールスピンが大きくて、本当に悪かった。だけどなんとか2位をキープすることができた」

「レースは計画通りだった。ミカがどう動くか分からなかったから、推測するしかなかった。2度目のピットストップ前の4周が決定的な瞬間で、そこで僕はとてもハードにプッシュしたんだ。ただ、今回のコンティションに対しては、適切なタイヤ選択ができていなかったのかもしれない」

「ディニスを抜こうとした時は心配もあった。彼は親切に僕を抜かせてくれようとしたけど、場所が悪くて、危うく彼にぶつかるところだった。それを除けば、レースはとても楽しかった。最初から最後まで、予選みたいだった」

Mika Hakkinen,McLaren MP4/15 Mercedes leads Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Mika Hakkinen,McLaren MP4/15 Mercedes leads Michael Schumacher, Ferrari F1 2000

Photo by: Charles Coates / Motorsport Images

Mika Hakkinen, Mclaren MP4-15, looks for damage to his car

Mika Hakkinen, Mclaren MP4-15, looks for damage to his car

Photo by: Sutton Images

 敗れたハッキネンはレースを次のように振り返った。

「ポイントを獲得できたことは嬉しいけど、僕が勝って然るレースだった。1度目のピットストップ直前にコース上のデブリに接触して、マシンのフロア前部が破損して、その後のレースで走りにくくなった」

「加えて、2度目のピットストップ直前にメインストレートでエンジンが切れて、シューマッハーにタイムを与えることになった。それで彼は2度目のピットストップの後、首位に立てたんだ」

 

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