ラッセル、”想定外”の苦戦に困惑「今起きていることには説明のつかない部分がある」
ジョージ・ラッセルは、F1イギリスGPのスプリント予選でルイス・ハミルトンとアンドレア・キミ・アントネッリに大きな差をつけられた理由を理解する必要があると認めた。
メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1イギリスGPのスプリント予選を5番手で終えた。この結果に、彼は困惑している。
前戦オーストリアGPで勝利したラッセルは、母国レースであるイギリスGPに臨むにあたり、エネルギーマネジメント面での制約からメルセデスにとって今季最も有利なグランプリのひとつになると期待していた。
しかし現実は全く異なっていた。スプリント予選でアントネッリがフェラーリのルイス・ハミルトンとポールポジション争いを繰り広げ、0.011秒差の2番手になった一方、ラッセルは0.3秒以上離された。3番手~7番手が0.1秒以内にひしめくなかで、5番手に終わったのだ。
だがラッセルを最も困惑させたのは、結果ではなかった。彼が本当に心配していたのは、この競争力の欠如について明確な説明が見つからなかったことだった。
「今年はずっとこんな感じだね」と、ラッセルは金曜日を振り返った。
「普段はQ3まで何とか食らいついていって、最後にもう一段階パフォーマンスを引き上げられていた。でも今日は、それができなかった」
「3番手にはかなり近かったけど、それでもルイスやキミのペースにはかなり及ばなかった。なぜそうなるのか理解しなければならない。本当に不思議だ」
注目すべきなのは、ラッセルが感じていたマシンのフィーリング自体は決して悪くなかったことだ。
実際、2026年の新レギュレーションにおいてエネルギーマネジメントの面で最も厳しいサーキットの一つと考えられていたシルバーストンにもかかわらず、ラッセルはメルセデスの挙動は予想以上に良かったと語った。
「正直に言えば、マシンの感触は悪くなかった。ここではもっと運転が難しくなると誰もが予想していたけど、実際には高速コーナーでのフィーリングは良く、マシンも速そうに感じられた。でも、ラップタイムだけがついてこなかった」
失望はあったものの、ラッセルは早急な結論を出すことは避け、週末の行方を左右するのは土曜日の予選の方だと強調した。
メルセデスにとって特に驚きだったのは、フェラーリの速さだった。パワーやエネルギーマネジメントに苦しんできたフェラーリだが、フリー走行からトップクラスの速さを見せ、ハミルトンがスプリント予選で最速タイムを叩き出してその実力を証明した。
「本当に驚いている」とラッセルは語る。
「彼ら(フェラーリ)はこれまでパワーユニットやエネルギーマネジメントに苦しんでいたのに、ここでは現時点で最も速いチームに見える。シャシーが優れていることは以前から分かっていたけど、今起きていることには説明のつかない部分がある」
さらにラッセルは、シルバーストン入りする前に思い描いていた勢力図は、実際とは正反対だったと明かした。
「もし週末前に聞かれていたら、『フェラーリはオーストリアで強く、僕たちはシルバーストンで強い』と答えていただろう。キミは素晴らしい仕事をしたけど、現実にはフェラーリが一日中優位に立っていた」
ラッセルとしては、スプリントでのダメージを最小限に抑え、土曜日の予選で流れを引き戻すことが目標になりそうだ。
【PR】2026年のF1™を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。