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母国イギリスで跳ね馬ハミルトンが躍動し最速。大観衆湧く! アストンマーティン・ホンダは最後列|F1イギリスGPスプリント予選

フェラーリのルイス・ハミルトンが、母国イギリスGPのスプリント予選で最速タイムをマークした。

Lewis Hamilton, Ferrari

Lewis Hamilton, Ferrari

写真:: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images

 F1イギリスGPのスプリント予選が行なわれ、フェラーリのルイス・ハミルトンが最速。F1スプリントのポールポジションを獲得した。

 今年のF1イギリスGPは、スプリントフォーマットでの開催。そのため初日はフリー走行を1回行なった後、すぐにスプリント予選が行なわれた。

 スプリント予選開始時の気温は25度、路面温度は44度まで上がった。風が強まっているという情報もある中、SQ1のスタート時刻を迎えた。

■SQ1:ウイリアムズvsハースの熾烈な戦い

 このSQ1は新品ミディアムタイヤでの走行が義務付けられたセッション。開始早々から多くのマシンがコースインした。

 序盤勢いが良かったのはフェラーリ勢。残り3分というところでハミルトンが首位、シャルル・ルクレールが2番手と、1-2体制を築いた。3番手には、1回目のアタックでチームメイトのマックス・フェルスタッペンに0.5秒差近い差をつけたアイザック・ハジャー(レッドブル)が続いた。

 最終アタックではフェルスタッペンがセクター2で全体ベストを計測しながらもセクター1と3でタイムを失い、6番手となった。その他のマシンもフェラーリ勢を上回ることができず、跳ね馬が1-2でSQ2に駒を進めた。

 中団グループ勢で速さを見せたのは、8番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)と9番手ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)。彼ら2台はマクラーレンのランド・ノリス(10番手)を上回ってみせた。

 ハース勢とウイリアムズ勢は、SQ2進出を巡って熾烈な争いを繰り広げた。

 最終アタックに入る前には、ハースの2台がSQ1脱落圏内にいた。そして迎えた最終アタック、エステバン・オコンはタイムを伸ばせなかったが、オリバー・ベアマンはタイムを上げ、15番手とSQ2進出圏内に一旦上がった。しかしウイリアムズの2台も揃ってペースアップ。結局ハース2台が17番手、18番手でSQ1脱落となった。

 この他19番手と20番手につけたキャデラック勢、21番手と22番手に終わったアストンマーティン・ホンダ勢がSQ1脱落となった。

■SQ2:ローソン超絶4番手。レーシングブルズ2台がSQ3へ

 SQ2も新品ミディアムタイヤの使用が義務付けられたセッション。16台中12台がセッション開始とほぼ同時にコースインしたが、レーシングブルズとアルピーヌは、コースインを遅らせた。

 最初のアタックを終えた段階で速かったのはやはりフェラーリのハミルトン。セクター3で圧倒的な速さを見せ、1分28秒747を記録して首位に立った。

 メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリはセクター1とセクター2で全体ベストを記録したが、セクター3ではハミルトンに0.4秒もの大差をつけられ、2番手に甘んじた。

 驚きの速さを見せたのがローソンだ。ローソンは他よりも遅れてコースインし、セクター3でハミルトンをも上回る全体ベストタイムを記録して4番手に分け入ってみせたのだ。

 これで厳しい立場に追い込まれたのがジョージ・ラッセル(メルセデス)。1回目のアタックがうまくいかず、10番手に落ちていたのだ。

 ただその後ペースを上げ、なんとか7番手に入った。これで逆にランド・ノリス(マクラーレン)が10番手に落ちたが、ペースを上げてくる後続のマシンはおらず、なんとかギリギリでSQ3に進出した。

 アービッド・リンドブラッドは9番手に入り、前述の4番手ローソンと共にレーシングブルズが2台揃ってSQ3に進んだ。

 結局11番手ピエール・ガスリー、以下ガブリエル・ボルトレトとヒュルケンベルグのアウディ2台、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、カルロス・サインツJr.とアルボンのウイリアムズ2台がSQ2で脱落となった。

■SQ3:ハミルトンPP。シルバーストンは興奮の坩堝

 SQ3はソフトタイヤの使用が義務付け。ソフトでは複数のアタックを行なうのは難しいと判断したか、各車ともなかなかコースインせず、相手の出方を伺った。

 動きが出てきたのは、セッションが残り3分を切った頃から。マクラーレンのピアストリを先頭に、コースインしていった。もっとも後方でのアタックを選んだのは、メルセデスのラッセルであった。各車とも1アタックの勝負に賭けた。

 そんな中で速さを見せたのはアントネッリ。セクター1で全体ベストをマークし、首位に立った。この時点で2番手ルクレールとの差は0.3秒と大きく、これでポールポジション決定かと思われた。

 しかしバルセロナで目覚めた男……ハミルトンのアタックが残っていた。ハミルトンはセクター2で全体ベストをマーク。最終コーナーでは若干修正があったものの、アントネッリを0.011秒抑えてタイムシートのトップに立った。

 ハミルトンが首位に立ったその瞬間、シルバーストンに詰めかけたイギリスの大観衆からは大きな大きな歓声が上がった。

 このハミルトンを脅かす存在はなく、結局ハミルトンがF1スプリントのポールポジションを獲得した。前述の通り2番手アントネッリ、3番手にはこちらも恐ろしい存在、フェルスタッペンがやってきた。

 ルクレールが4番手とまずまずの位置。ラッセルは5番手と、チームメイトおよびフェラーリ勢の後塵を拝する結果となった。マクラーレン勢は振るわずに6番手&7番手、レッドブルのもう1台、ハジャーが8番手だった。

 レーシングブルズ勢は奮闘したが、トップ4チームの一角を脅かすところまでは至らず、ローソン9番手、リンドブラッド10番手となった。

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