母国グランプリの最速は誰にも譲らない? 勢いに乗るハミルトンが首位発進。アントネッリに0.2秒差をつける|F1イギリスGPフリー走行1回目
F1イギリスGPフリー走行1回目は、フェラーリのルイス・ハミルトンが最速。今シーズン2勝目、しかも母国GPでの勝利に向け、絶好のスタートを切った。
Lewis Hamilton, Ferrari
写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images
F1イギリスGPのフリー走行1回目が行なわれ、フェラーリのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。
F1発祥の地とも言えるシルバーストン・サーキットを舞台に行なわれるF1イギリスGP。気温19度、路面温度36度という、実に過ごしやすいコンディションでFP1がスタートした。今週末はスプリントフォーマットでの開催であるため、このFP1が唯一のフリー走行である。
そういうフォーマットの関係もあってか、今回のグランプリに持ち込まれたアップデートの量は少ない。アップデートを全く持ち込まなかったチームも複数いる。
セッション開始と同時に全車がコースイン。履いたのはいずれもハードタイヤである。
その序盤は、各車が走れば走るほどラップタイムが上がっていく状態。タイムシートの順序も目まぐるしく入れ替わっていった。
全車が最初のタイム計測を終えた段階でトップタイムをマークしたのは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ。1セット目のタイヤでの11周目に記録したタイムであった。
これに続いたのがレッドブルのアイザック・ハジャー。メルセデスのジョージ・ラッセル、レッドブルのマックス・フェルスタッペンと、メルセデス勢とレッドブル勢が上位を占める格好となった。
ただフェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは、計測12周目に4〜5番手タイムをマークし、メルセデスとレッドブルの集団の中に分け入った。
ハミルトンは一旦ピットに戻り、同じハードタイヤを履いたままコースイン。1分30秒521を記録して首位に立った。その頃、マクラーレンのオスカー・ピアストリは、マゴッツ〜べケッツ〜チャペルの高速複合コーナーでスピンしてコースオフ。「タイヤが終わってしまったよ」と無線で報告した。
セッション残り半分というところで、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが最初に2セット目のタイヤとしてソフトタイヤを投入。その後徐々に2セット目のタイヤを履くマシンが増えていった。2セット目に選ぶタイヤは、ソフトとミディアムでチームによって分かれた。
上位勢はソフトタイヤを選択。当然のごとくどんどんトップタイムが更新されていった。
まず速さを見せたのはアントネッリで、1分29秒473。後続に大きな差をつけるタイムであり、このままセッション終了かと思われた。
しかし今シーズン乗りに乗っているこの男が黙っていなかった。ハミルトンである。ハミルトンは他よりも少し遅いタイミングでソフトタイヤでコースインし、アタックを開始。なんとアントネッリに0.213秒もの差をつける1分29秒260のトップタイムをマークした。
結局このハミルトンがFP1最速。2番手にはアントネッリが続いた。3番手にはルクレールが入り、フェラーリ勢は今回好調のようだ。ラッセルが4番手だった。つまりトップ4をフェラーリとメルセデスが分け合う格好となった。
5番手から8番手までの4台はマクラーレンとレッドブルが分け合った。こちらも激戦の予感である。
なお中団グループ勢の最速はアウディのニコ・ヒュルケンベルグで9番手。昨年ここシルバーストンで自身初の表彰台を獲得したヒュルケンベルグが、今年も躍動している。10番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、11番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)と続いており、ベスト・オブ・ザ・レストの座は誰になるかはまだまだ分からない。
アストンマーティン勢はフェルナンド・アロンソが20番手、ランス・ストロールが21番手だった。このアストンマーティンとキャデラックは、このセッションで3種類(ソフト、ミディアム、ハード)全てのタイヤを試した。
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