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ミック・シューマッハー、メルセデスW14”実車”で初走行「チームが8年連続チャンピオンになった理由が分かった」

ミック・シューマッハーは、メルセデスの今季マシンW14の”実車”を、ピレリタイヤのテストで初めて走らせた。この経験は、今後シミュレータでの作業を進める上で、非常に重要な経験になったと語る。

Mick Schumacher, Mercedes F1

写真:: Pirelli

 メルセデスのリザーブドライバーであるミック・シューマッハーは、6月7日にスペインのカタルニア・サーキットで、ピレリの来季用タイヤのテストを担当。この際にシューマッハーは、メルセデスの今季マシンW14の実車を、初めて走らせることになった。今回の走行についてシューマッハーは、今後シミュレータ作業を担当する上で、実に重要な走行機会になったと考えているようだ。

 F1は2024年からタイヤウォーマーの使用を禁止することを目指しており、ピレリはこれに対応した新タイヤを開発中。そのテストが、スペインGP終了後のカタルニア・サーキットで行なわれ、フェラーリとメルセデスが走行を担当した。

 テスト2日目には、シューマッハーがメルセデスW14に乗り込み、走行を担当。W14実車での初走行だったが、152周をキッチリと走破してみせた。

 シューマッハーは、スペインGPの週末にはイギリスのファクトリーでシミュレータでの作業を担当。これが、ルイス・ハミルトンの2位、ジョージ・ラッセルの3位獲得に大きく貢献したと言われていて、ふたりのレギュラードライバーはシューマッハーの働きぶりを大きく賞賛した。

 そのシューマッハーは今回実車での走行を経験したことで、W14の実車がどのような状態にあるのかを理解でき、今後のステップアップに繋げることができると考えている。

「今回の経験は、僕の仕事において間違いなく役に立つだろう」

 シューマッハーはそう語った。

「何に気を付けるべきか、何に取り組めばいいのかがよく理解することができた、また全ての手順や、チームがコースサイドでどう働いているのかということについても、よく理解することもできた。突然レースしなければならない場合に備え、重要な経験になったと言えるだろう」

 シューマッハー曰く、シミュレータと実車の間には、まだ違いが存在するという。しかしその違いは、確実に埋まりつつあるようだ。

「シミュレータと現実のマシンのドライブでは、明らかに違いがある」

「テクノロジーは100%比較できる段階ではないため、常に違いが存在する」

「でも、僕が経験してきた中では、シミュレータと実際のドライブが最も違う事例だ。シミュレータは、僕が実際に走る上での有益な準備になった。そしてチームは、実車との整合性が取れるように、多大な努力を払ってくれた。それは実際にマシンを走らせる上で、何を気を付けておけばいいかということを知る上で大いに役立った。このチームが、8年連続でチャンピオンに輝いた理由がよく分かったよ」

 
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