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F1ドメニカリCEOがAppleに寄せる期待「アメリカ市場は、間違いなく成長の可能性がある」

F1のステファノ・ドメニカリCEOは、アメリカでのF1放送が今季からAppleTVとなることにより、同国でのF1人気をより発展させることができると考えているようだ。

Alex Harrington

公開日時: 2026/02/26 22:18

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Lando Norris, McLaren, Max Verstappen, Red Bull Racing, Gabriel Bortoleto, Audi F1 Team, Arvid Lindblad, Racing Bulls

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写真:: Mark Sutton / Formula 1 via Getty Images

 アメリカでのF1中継は、昨年まではESPNが担当していた。しかし今季からはAppleTVが独占放送権を取得。これについてF1のステファノ・ドメニカリCEOは、「様々な形でF1を人々のご家庭にお届けできるようになる」と、期待感を示した。

 F1は2025年10月、アメリカでの独占放映権をAppleTVが取得したことを明らかにした。契約期間は5年で、その金額は1億4000万ドル(約220億円)程度であると見られている。

 ESPNは昨年、1レースあたり約130万人という過去最高の視聴者数を記録した。しかしAppleは、さらに高い目標を掲げている。

 レースウィークエンドに関しては、AppleTVでストリーミング配信が行なわれる。しかし将来的には、1週間を通じて楽しめるようにすると予告している。またIMAXとの連携も発表され、映画館で5レースがリアルタイムで”上映”されることになるという。

「アメリカにおけるAppleについて話す時には、我々はF1の新しいパートナーであるAppleについて話すことになる。彼らのチャンネル、アプリケーション、そして技術面だけでなく、新たなコネクティビティツールである製品の推進を通じて、アメリカのおけるF1の成長を牽引するという素晴らしい計画を掲げ、さらに我々を信頼してくれている」

 ドメニカリCEOはそう語った。

「Appleは誰もが繋がることができる。本当に多くの人たちの手に渡っている。我々は繋がたいし、そして常に関連性を保ちたいと考えている。だからこそ、この方向に進むという決断は、正しかったと確信している」

George Russell, Mercedes

George Russell, Mercedes

Photo by: Sona Maleterova / Getty Images

 AppleはF1との契約期間中積極的に関与し、自社の技術とリソースを使って、F1の盛り上がりを支えようとしている。ドメニカリCEOは、昨年までの放送パートナーであるESPNに感謝を示しつつも、AppleTVの可能性に期待している。

「ESPNとの関係については、一瞬たりとも悪く言いたくはない。最初に我々を信じてくれたのは、彼らだからだ」

 そうドメニカリCEOは続けた。というのも、ESPNはディズニー・グループ傘下の放送局であるからだ。F1は今季から、ディズニーとのコラボレーションを本格的にスタートさせる。

「彼らには感謝しなければいけない。ご存知のとおり、ディズニーとはライセンス契約をはじめ、様々な分野で非常に緊密な協力関係を築いている。ディズニーの新しいCEOであるジョシュ・ダマロ氏とは有意義な会談を行ない、さらない飛躍に向けて大きな一歩を踏み出すための話し合いができた」

「しかしストリーミング・プラットフォーム、そしてAppleを通じて得られるリーチは、今後さらに拡大していくと確信している。そして他の市場よりも成熟したところで、まさにそれを試してみたいんだ」

「これにより、我々にとって非常に重要な優れた品質で、これまでとは異なる方法で人々の家庭に浸透していくことになる。Appleとの提携は、まさにアメリカ市場で我々に何かをもたらすと確信している」

 F1は多大な投資とマーケティング戦略が実り、アメリカ市場にようやく根差したように見える。Netflixの『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』は今年8シーズン目が配信されており、人気を博している。マイアミ、オースティン、ラスベガスの3つのグランプリは、いずれも好調だ。しかしドメニカリCEOは、現状に満足していない。

「F1は世界的なスポーツだが、アメリカ市場は関心、認知度、そしてビジネスの面で、間違いなく成長の可能性がある市場だ」

 ドメニカリCEOは、motorsport.comを含むいくつかのメディアに対してそう語った。

「ストリーミングの分野で、アメリカ市場はヨーロッパなど他の市場に比べて最も成熟した市場のひとつであることを考えると、我々が選んだパートナーは正しいと確信している」

「AppleはAppletvに限らず、自社のあらゆるツールや様々なアプリケーション、プラットフォームを積極的に活用してくるだろう。改めて強調しておきたいのは、F1サービスの全ての加入者は、現在の契約の一環としてAppleTVに接続することができ、より少ない負担で、多くのコンテンツにアクセスできるようになるという点だ。そして彼らは、多くのコンテンツを積極的に打ち出していくはずだ」

「また忘れてはならないのは、これは非常に若く大きい流れの中にあるということだ。アメリカでのファン層は非常に若く、女性が40%も占める。したがって我々は、その方向性を推し進めるのが正しいアプローチだと思っている」

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