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アルファタウリ、チーム売却の憶測払拭でレースに全集中。角田裕毅「スタッフは気になっていたはず」

角田裕毅は、アルファタウリの売却が否定されたことで、チームの将来を懸念していた関係者がレースに完全に集中できるようになったと考えている。

Yuki Tsunoda, Scuderia AlphaTauri

写真:: FIA Pool

 アルファタウリの角田裕毅は、チームの売却が否定されたことにより、チーム関係者がレースに完全に集中できる状況になったと考えている。

 売却が噂されていたスクーデリア・アルファタウリだが、レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、チームの売却を完全に否定。レッドブルとのシナジーを強化していくことを発表した。

 motorsport.comの姉妹サイトFormel1.deによると、マルコはチームのファクトリーがあるファエンツァは活動の主要なハブ拠点であり続けるが、空力部門があるイギリス・ビスターの規模を拡大すると説明した。

「決断は下された。アルファタウリはレッドブルの完全所有のまま、ジュニアチームとして運営が続けられる」

「レッドブル・レーシングとの協力関係は、予算制限やシナジーの面でも、より緊密なものになるだろう」

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 アルファタウリの将来については、レッドブルの新CEOであるオリバー・ミンツラフがチームのパフォーマンスと、アパレルブランドであるアルファタウリのアイデンティティを高めることができなかったことに不満を抱いているとされたことから、様々な憶測が流れていた。

 レッドブルの共同創業者であるディートリッヒ・マテシッツが2022年に死去したことで、レッドブルによるF1活動が絶対安泰なものではなくなったと見られていることや、F1参入を目指すチームがそれを実現する手段として、チーム買収が手っ取り早い手段であるということも、アルファタウリの将来が不透明だと考えられていた一因だろう。

 2021年からアルファタウリのドライバーを務めている角田裕毅は、将来に対するプレッシャーが取り除かれたことで、「懸念していた」チームスタッフは純粋にトラックでのパフォーマンスだけに専念できるようになったと語った。

「アルファタウリにとって、特にエンジニアやメカニックにとっても良いことだと思います」

 マルコの発言について尋ねられた角田は、motorsport.comに次のように答えた。

「これで彼らは完全にレースに集中できます。明らかに、メカニックやエンジニアの多くは、このことを少し気にしていたでしょう。だから、間違いなく良いことです」

「レッドブルにとっても正しい決断だと思います。トロロッソ時代からの歴史があるのですから。そうした物を無くすのは悲しいことです」

「そして僕にとっても良いことです。少なくとも、それは僕が心配する必要のないことですからね」

 レッドブルは、アパレルブランドの名前であるアルファタウリをチーム名に使い続けるのか、再び名称を変更するのかまだ決定していないとみられる。

 
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