フェラーリ、F1通算250勝目! バスール代表、ルクレールの勝利を喜ぶ「彼はあまりにも多くの批判を受けていたからね……」
フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、イギリスGPでのシャルル・ルクレールの優勝とルイス・ハミルトンの3位入賞を祝った。
Charles Leclerc, Ferrari
写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images
フェラーリのシャルル・ルクレールがF1イギリスGPで優勝。これは1951年のフロイラン・ゴンザレスが375で初勝利を挙げてから、75年で通算250勝目となる記念すべき1勝となった。
今季は開幕からメルセデスが圧倒的なパフォーマンスを発揮しているが、フェラーリはルイス・ハミルトンがバルセロナ-カタルニアGPで優勝し、メルセデスの連勝をストップ。そして今回、ルクレールがチームに今季2勝目をもたらした。
前戦オーストリアGPでは大苦戦したフェラーリだが、その失望を払拭し、メルセデスに対して一歩前進したという確固たる印象を与えた。
そもそも、フェラーリは舞台であるシルバーストンがロングストレートを備え、なおかつエネルギーマネジメント面での制約が厳しいことから、イギリスGPではメルセデスに差を広げられるのではないかと懸念していた。
だからこそルクレールが再び勝利を収めたことへの満足感は、より一層大きな意味を持つ。そしてこの勝利によって、彼の不調に関するあらゆる噂も払拭されただろう。
「自分自身のためにも、チームのためにも、ルイスのためにも嬉しい。彼も良いレースをした」
そうフェラーリのフレデリック・バスール代表は語った。
「でも何よりも、シャルルのことが嬉しい。彼は多くの批判を受けてきたが、チームが彼を支えていること、そして彼が全力を尽くし続けてくれると信じていた。我々はシャルルに大きな信頼を寄せているし、今日彼が表彰台の頂点に立っているのを見ることができて、この上なく嬉しい」
Charles Leclerc, Ferrari
Foto di: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
レース終盤、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がグラベルでストップしたことによりセーフティカーが出動。チェッカーまでにレースが再開されていれば、ソフトタイヤに履き替えていたハミルトンが、ジョージ・ラッセル(メルセデス)から2位を奪い、フェラーリがワンツーフィニッシュを達成できたかもしれない。
バスール代表は、セーフティカーがあと1周早く終了しなかった理由について、悔しさをにじませつつも自分を納得させようとしていた。
「そうだ、我々にはチャンスがあった。こちらはソフトタイヤを履いていたからね。ただ、なぜセーフティカーの先導がもう1周延長されたのかは分からなかった。映像ではコース上に砂利が残っているようにも見えたし、その処理が必要だったのかもしれない」
今回の勝利とパフォーマンス向上にも関わらず、フェラーリは依然としてメルセデスの方が速かったと考えている。実際、イギリスGPではメルセデスが1周約0.1秒優勢だったと彼らは見積もっている。
「ラッセルよりは競争力があった。でも、キミの方がさらに速く見えた。序盤はタイヤをマネジメントしていたのかどうかは分からないが、ピットストップ後にコースへ戻ってからは本当に速かった。ルクレールにとっては、最後まで非常に厳しい戦いになっていたはずだ」
「それでも、結果は結果として受け止める」
今回の勝利によってフェラーリはコンストラクターズ、ドライバーズの両ランキングでメルセデスとの差を縮めた。しかし、バスールはタイトル争いについて語ることを避けた。
「まだチャンピオンシップの話をするのはやめよう。まずはこの勝利を楽しみ、その後はスパに向けて準備を進めるだけだ。一戦一戦、目の前のレースに集中していく」
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