フェルスタッペン、イモラでの完勝は“予想外”も「僕らにはこういう週末が必要だった」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、エミリア・ロマーニャGPを完勝したものの、その高パフォーマンスは予想外だったと語った。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
イモラ・サーキットで行なわれたF1第4戦エミリア・ロマーニャGP。その勝者、マックス・フェルスタッペンは、”ライバル”フェラーリに対するチームの好パフォーマンスは予想外だったと明らかにした。
フェルスタッペンは週末を通して速さを見せ、ポールポジションとスプリントレースの勝利、グランプリ優勝に加え、ファステストラップの“ボーナスポイント”を獲得。現フォーマットで獲得可能な最大ポイント数の34点を稼いだ。
ただフェルスタッペンは、前戦オーストラリアGPではフェラーリにペース面で圧倒されていたことから、イモラでのレッドブルの優勢に驚いていたようだ。
「全体的に、シーズン開幕はあまり素晴らしいとは言えなかったから、僕らには良い週末が必要だった。でも僕はこうなるとは予想してなかったよ」
「こういう週末を過ごすことができたのは素晴らしいことだ。チームでワンツー、しかも獲得ポイントを最大化できた」
「僕らがレースを支配できたし、ひとつもミスを犯さなかった。インターミディエイトタイヤからスリックタイヤへの交換も、チームからの指示のタイミングは的確で、その後もレースをコントロールできた」
Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, Charles Leclerc, Ferrari F1-75, Sergio Perez, Red Bull Racing RB18
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
「テレビで見ていると簡単そうに見えるかもしれないけど、集中する必要があった。バックマーカーを避ける時には、容易くラインを外したり、ロックしたり、ウエットパッチを踏んでコースオフしたりしてしまうんだ」
「僕らはマシンのハンドリングをとても良くできた。昨日のスプリントレースでもそうだったけど、マシンのペースはとても良かったんだ」
フェルスタッペンは決勝レースを支配し、2番手を走るチームメイトのセルジオ・ペレスはフェラーリのシャルル・ルクレールの攻撃をはねのけ続けた。
ただルクレールはペレスを追撃する中でスピンを喫し、フロントウイングを破損。交換のためピットインを余儀なくされた。
ランキングリーダーのルクレールが6位に終わったことで、完勝したフェルスタッペンはルクレールとの差を27点にまで縮めた。
フェルスタッペンは、スピンにより後退したルクレールはペレスに接近するためリスクを負っていたとして、彼のミスは理解できるものだと考えている。
「彼はチェコ(ペレスの愛称)と戦おうとしてハードに攻めていたから、ミスは容易に起きるモノだけど、(ルクレールにとっては)痛手だね」とフェルスタッペンは言う。
「彼自身分かっていることだと思うし、他の誰かからアドバイスを受ける必要はないと思う」
「長いチャンピオンシップを戦っている訳だし、僕らが大量得点したことは(ルクレールにとっては)良いことではないけど、今更変えられないことだ。彼がわざとやった訳でもない」
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