ポールポジション逃したフェルスタッペン、しかしマシンは決勝向き? 「ポイントを獲れるのはレースだからね」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1 2022年シーズン開幕戦バーレーンGPの予選では、一貫性がなかったためポールポジションを逃したと語った。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB18
Carl Bingham / Motorsport Images
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、F1 2022年シーズン開幕戦バーレーンGPの予選で2番手。ポールポジションを逃した理由として「一貫性のなさ」を挙げた。
フェルスタッペンはフリー走行2回目と3回目をトップタイムで終え、予選へ臨んだ。しかしその予選では、Q2では最速タイムをマークしたものの、Q3ではフェラーリのシャルル・ルクレールに0.123秒差で敗れ、ポールポジションを取り逃がすこととなった。
予選後インタビューに答えたフェルスタッペンは、マシンパフォーマンスにバラつきがあったことを認めながらも、マシンセットアップは決勝レース向きのモノであると示唆した。
「当たり外れがあったんだと思う。Q2はかなりいい感じで、Q3では逆にバランスを取るのに少し苦労した。それでもまあ問題はなかったと思う」とフェルスタッペンは言う。
「マシンも良い調子だし、結局はそれが一番重要だ。良い1日だったし、良いシーズンスタートになった」
「素晴らしいとは言えないが、最悪ってワケでもない。じゃなきゃ、こんな位置にはいれないからね。次のためにいくつか調べて、良いラップを刻めるように頑張るよ」
「予選では完璧にありたいとは思うけど、レースで機能するマシンである必要もある。ポイントはそこで得られるモノだからね」
Max Verstappen, Red Bull Racing, Carlos Sainz Jr., Ferrari
Photo by: Steven Tee / Motorsport Images
「オフシーズンの間に良い仕事をしたカルロス(サインツJr./フェラーリ)やシャルルと、最後に良いポール争いができたから、エキサイティングなレースになると良いね」
ルクレールとフェルスタッペンが決勝レースのフロントロウに並び、その後ろにはサインツJr.とフェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスが4番手。プレシーズンテストから好調さを見せていた、レッドブルとフェラーリの2チームがトップ4を独占した。
一方でメルセデスのルイス・ハミルトンはルクレールから0.680秒差の5番手に甘んじた。チームメイトのジョージ・ラッセルは、最終アタックのターン1でタイヤをロックアップし、9番手となった。
プレシーズンテストで低調さを見せていたメルセデスは”三味線を弾いている”として、フェラーリ同様に「いつものことだ」と一蹴したフェルスタッペンだったが、予選でメルセデスが実際に苦戦していることを見て、コンストラクターズタイトル8連覇のチームに失望したかと尋ねられると「とっても、とってもね」と皮肉で返した。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments