F1昇格最有力との呼び声も。レッドブル育成ツォロフが大逆転勝利でランキング首位浮上。宮田莉朋は2番グリッド活かせず11位無得点|FIA F2シルバーストン戦スプリントレース
6番グリッドからスタートしたニコラ・ツォロフが、抜群のスタートと抜群のオーバーテイクを見せ、FIA F2シルバーストン戦のスプリントレースを制した。
Nikola Tsolov, Campos Racing
写真:: James Sutton / Formula 1 / Formula Motorsport Ltd via Getty Images
FIA F2の第7ラウンド、シルバーストン戦のスプリントレースが行なわれ、ニコラ・ツォロフ(カンポス)が優勝を手にした。2番グリッドからスタートした宮田莉朋(ハイテック)はレースペースに苦しみ、結局11位に終わった。
FIA F2のスプリントレースは、予選結果のトップ10が逆順となるリバースグリッド方式で行なわれる。そのためポールポジションにはガブリエル・ミニ(MPモータースポーツ)、フロントロウのもう一方2番グリッドには宮田莉朋が並んだ。
ミニが好スタートを見せた一方で、宮田はラファエル・ヴィラゴメス(VAR)とツォロフに先行され、4番手へとダウン。その後ジョシュア・デュルクセン(インヴィクタ)やクシュ・マイニ(ARTグランプリ)らにも抜かれた。
なおツォロフは6番グリッドからのスタートであり、いかに素晴らしいスタートだったかがお分かりいただけよう。
なお1周目を回り切ったメインストレートで、セバスチャン・モントーヤ(プレマ)とジョン・ベネット(トライデント)がコースオフしながら接触。ベネットはメインストレート真ん中、モントーヤはターン1でマシンを停めたため、セーフティカーが出動することになった。
7周目からレース再開。再開後のペースはツォロフが良く、8周目にヴィラゴメスを抜いて2番手に浮上し、先頭を行くミニ追撃にかかった。これを見たミニはファステストラップを記録し、逃げ込みを図った。ミニはこの時点でランキング首位、ツォロフは2番手と、チャンピオンを目指す上ではどちらにとっても負けられない戦いなのだ。
ペースを上げたことで逃げ切れそうに見えたミニ。しかし残り6周というあたりから、2番手ツォロフが差を一気に縮めてきた。再三にわたって仕掛けたがオーバーテイク成功には至らず、一旦休戦。
ただもちろん、ツォロフは諦めたわけではなかった。最終ラップの1周前から改めて差を縮め、そして最終ラップでオーバーテイク! 首位に立ったツォロフはそのままミニを引き離していき、スプリントレースを見事に制した。2位にはミニが入った。
このレースの結果、ツォロフとミニの今季の獲得ポイントが共に116の同点に。これまでの成績の結果、ツォロフがチャンピオンシップのリーダとなった。
3位にはヴィラゴメス、4位はマイニだった。
宮田は結局ペースが上がらず、ずるずると後退。結局11位でのフィニッシュとなり、ポイント獲得には至らなかった。
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