インディ500|昨年覇者のエリクソンが首位! チップ・ガナッシの好調続く、佐藤琢磨は7番手
第107回インディアナポリス500のプラクティス3日目、昨年のインディ500覇者であるマーカス・エリクソンがファステストラップを記録した。
写真:: Jake Galstad / Motorsport Images
5月28日に決勝レースを予定している第107回インディ500に向けたプラクティスが行なわれ、18日のセッションはチップ・ガナッシ・レーシングのマーカス・エリクソンが最速タイムを記録した。
正午から6時間行なわれたセッションで、エリクソンは時速229.607マイル(時速約370km)をマーク。チームメイトのスコット・ディクソンやシモン・パジェノー(メイヤー・シャンク)、ウィル・パワー(ペンスキー)を上回った。
プラクティス初日が雨に見舞われ、実質的な走行2日目となったこの日は天候も問題なく、大きなトラブルも起きずに各車が走行を重ねた。
エリクソンはセッション序盤から順調で、マクラーレン勢の後ろについた際に時速226.930マイルを記録。彼のチームメイトであるアレックス・パロウがこれを上回る場面もあったが、エリクソンはその後、時速229.607マイルまでスピードを上げ、この日のトップとなった。
走行初日は佐藤琢磨とディクソンがワンツーだったが、この日はエリクソンとディクソンがトップ2とチップ・ガナッシ勢が絶好調。この日の佐藤琢磨は時速227.818マイルで7番手、パロウは時速227.713マイルで9番手と、チップ・ガナッシの4台が揃ってトップ10以内となっている。
19日(金)も6時間の走行が予定されているが、この日は”ファスト・フライデイ”。土日の予選に向けてターボのブースト圧が1.3barから1.5barに引き上げられる。予選に向けたマシン作りをする上で、とても重要な1日になる。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マーカス エリクソン | Chip Ganassi Racing | 87 | 39.1974 | 229.607 | ||
2 | スコット ディクソン | Chip Ganassi Racing | 84 | 39.2694 | 0.0720 | 0.0720 | 229.186 |
3 | シモン パジェノー | メイヤー・シャンク・レーシング | 104 | 39.3562 | 0.1588 | 0.0868 | 228.681 |
4 | ウィル パワー | Team Penske | 85 | 39.3740 | 0.1766 | 0.0178 | 228.577 |
5 | コルトン ハータ | アンドレッティ | 103 | 39.4321 | 0.2347 | 0.0581 | 228.240 |
6 | コナー デイリー | Ed Carpenter Racing | 105 | 39.4365 | 0.2391 | 0.0044 | 228.215 |
7 | 佐藤 琢磨 | Chip Ganassi Racing | 98 | 39.5052 | 0.3078 | 0.0687 | 227.818 |
8 | パトリシオ オワード | Arrow McLaren | 92 | 39.5198 | 0.3224 | 0.0146 | 227.734 |
9 | アレックス パロウ | Chip Ganassi Racing | 83 | 39.5225 | 0.3251 | 0.0027 | 227.718 |
10 | アレクサンダー ロッシ | Arrow McLaren | 164 | 39.5234 | 0.3260 | 0.0009 | 227.713 |
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