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大クラッシュ喫したザルコ、膝の手術は数週間待つ必要アリ。復帰には時間を要するか

MotoGPカタルニアGPで骨折を負ったヨハン・ザルコの今後のレース出場は、医師が手術計画を明らかにしたことで不透明になっている。

Johann Zarco, Team LCR Honda

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 LCRホンダのヨハン・ザルコは、MotoGPカタルニアGPで負った左脚(主に膝)の怪我のため、長期にわたる欠場を強いられる可能性が高くなった。

 2度の赤旗が出る波乱の展開となったカタルニアGP。ザルコはリスタート直後にフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)やルカ・マリーニ(ホンダ)と絡んでクラッシュを喫し、2度目の赤旗の原因となった。

 心配だったのは、ザルコの左足がリヤタイヤとテールカウル、マフラーの間に挟まれたまま、グラベルを転がったことだ。

 思わずバニャイヤやマリーニもザルコの元へ駆け寄るほどのインパクトのあるクラッシュだったが、ザルコに命に関わるような怪我がなかったのは不幸中の幸いだったと言える。

Johann Zarco, Team LCR Honda, Francesco Bagnaia, Ducati Team crash

Johann Zarco, Team LCR Honda, Francesco Bagnaia, Ducati Team crash

写真: Gold and Goose Photography / Getty Images

 ただ、ザルコの復帰には時間がかかりそうだ。膝専門医のベルトラン・ソネリー=コテ医師の診察を受けたザルコは、手術が必要であることが分かったものの、手術は数週間後まで実施できないという。

 その日のうちに、左脚の前十字靭帯、後十字靭帯、内側半月板、腓骨にダメージを負っていたことが確認されたザルコは、フランスに帰国しソネリー=コテ医師の診察を受けた。

 ソネリー=コテ医師は膝の怪我の専門医で、数々の有名サッカー選手を含む多くのアスリートを治療してきた実績がある。手術は必要となるが、手術の日程が決まるまでにはしばらく時間がかかる見込みだという。

「5月19日火曜日、ヨハン・ザルコは、膝靭帯損傷やスポーツ外傷の治療を専門とする、フランス・リヨンのサンティ整形外科センターに所属する世界的に著名な整形外科医、ベルトラン・ソネリー=コテ医師を訪ね、自身の身体状態をさらに評価した」とLCRは声明で述べた。

「徹底的な検査の結果、靭帯損傷の手術を受けるまでには数週間待つ必要があると推定されている。手術前に、膝の初期の外傷やその他の怪我が治癒する時間が必要だからだ」

 手術が終わってから、詳細な回復計画が策定され、医療チームが彼の復帰時期の可能性を検討する予定だ。

「カストロール・ホンダLCRチーム一同はヨハン・ザルコと緊密に連絡を取り合っており、レース日が近づくにつれて最新情報を提供していく予定だ」

 カタルニアGPでは複数の大クラッシュが発生。ザルコとは別の事故で大クラッシュしたアレックス・マルケス(グレシーニ)も、すでに鎖骨の手術を実施。軽度の頸椎骨折の手術が必要かどうかを判断するため、今週中に検査を受ける予定だ。

 また、アプリリアのホルヘ・マルティンも月曜日のテスト中にクラッシュし、病院へ搬送された。検査の結果、骨折は認められなかった。また、バニャイヤについてもザルコと絡んだクラッシュで手首に違和感を感じているようで、検査を受ける予定となっている。

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