マルティン、アプリリア陣営唯一のQ1行きに。原因はフロントの問題「攻めきるための闘志が湧いてこなかった」
ホルヘ・マルティンは、アプリリア陣営で唯一MotoGPチェコGP予選Q2直接進出を逃したが、その原因はフロントエンドの問題にあったと語った。
Jorge Martin, Aprilia Racing Team
写真:: Gold and Goose Photography / Getty Images
アプリリアのホルヘ・マルティンは、MotoGPチェコGPのプラクティスを11番手で終え、予選Q2へ直接進出ができなかったが、その原因についてフロントエンドのトラブルが続いたため「プッシュする闘志が湧かなかった」と語った。
アプリリア陣営はプラクティスでトップタイムを記録した小椋藍(トラックハウス)を筆頭に、アプリリアのマルコ・ベッツェッキが2番手、小椋のチームメイトであるラウル・フェルナンデスが10番手と、3台が予選Q2への直接進出を決めたが、マルティンは小椋から0.630秒遅れ、フェルナンデスに0.011秒及ばず11番手で予選をQ1から戦うことになった。
マルティンは、一発の速さに苦しんだ原因は身体的なコンディションではないと明言し、前戦ハンガリーGPのスタート直後に引き起こした多重クラッシュも走行パフォーマンスには影響していないと強調した。
一方で、フロントタイヤに説明のつかない問題が発生し、自信を持って攻めることができなかったと明かした。
「バイクには乗っていてとても楽しかった。常に限界で走っていたよ。身体的には予想していたよりずっと良い状態だから、それは本当に良いことだ。走っている間はまったく制限を感じていない。もちろんバイクを降りれば痛みはあるけど、走行中は問題ない」
「全体的に、プラクティスではフロントのフィーリングがすごく悪かった。フロントタイヤに何か問題があったと思う」
「そのせいで自信を完全に失ってしまった。タイムアタックに入った時には攻め切るための”スパーク”というか闘志がなかった。走るたびにタイムは改善していたけれど、その感覚が得られず、Q2に進出することもできなかった」
Jorge Martin, Aprilia Racing Team
Photo by: Gold and Goose Photography / Getty Images
マルティンは、この日直面した問題は、イタリアGPとハンガリーGPでも悩まされたものと似ていると語った。
「そうだね、この問題はここ数戦ずっと続いている。ムジェロ、それからバラトン、そして今回も、フロントに同じような問題が少しあった。なぜそうなるのか本当に分からないけれど、何が起きているのか分析して確認しなければならない」
「プラクティスの間にかなり改善できたとは思うけれど、それでもまだ他のライダーたちとの差は大きい。だから明日に向けて原因を理解する必要がある」
そんな状況にあるにもかかわらず、上位グリッドを目指すチャンスはまだあることから、楽観的な姿勢を崩していない。
「明日はまた別の展開になると思っている。すべてが普通の状態に戻るはずだ」
「もちろん、何もしなくても勝手に良くなるわけではないので作業は必要だ。でも他のライダーたちが速く走れていることを考えれば、自分のバイクに何か問題があったのは確かだと感じている」
マルティンは、2週間前のバラトン・パークで発生したオープニングラップの多重事故の原因を作ったとスチュワードに判断されたため、日曜日の決勝でダブル・ロングラップペナルティを科されることになっている。
その準備として、プラクティス中に何度もロングラップルートを試走し、予想通り路面が汚れていたことを認めた。
「朝は本当に汚れていたよ。走るたびに少しずつ良くなっているけれど、普段のようにはバイクを寝かせられない。Moto2のライダーにもロングラップペナルティがあることを願っているよ。プラクティスを見ていたけれど、自分以外は誰もあそこを走っていなかったからね」
「でも、インラップやアウトラップのたびにあそこを通っていて、今では朝よりかなり良くなったと感じている。安全面という意味では、グリーンの部分を走る方が安全だと思う。もし誰かが前に来ても、そちらへ逃げればいいだけだし、それほど大きなタイムロスにはならない」
「正直に言えば、自分がかなり掃除しているようなものだね。そしてロングラップ1回あたり約1.5秒のロスで済むことを期待している。それなら大惨事というほどではないし、カレンダーの中でも最もタイムロスが少ない部類のロングラップの一つだと思う」
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