マルク・マルケス、レース後の”手書きメモ”は進歩の証? チームからは転倒禁止令も
マルク・マルケスは、レース後に手書きでメモを書き留められるようになったことが、健康状態が改善している兆候だと語った。
Marc Marquez, Ducati Team
写真:: Andrea Diodato / NurPhoto via Getty Images
ドゥカティのマルク・マルケスは、MotoGPイタリアGPで怪我から復帰したが、レース後のメモを手書きで書けたことがスプリントレースで最も良かった点だと語った。
マルケスは、腕の手術を受けて2レースぶりにMotoGPに復帰した。今週末のスプリントレースで5位に入った彼の走りは、まだ万全の状態ではないという彼の言葉が真実であることを物語っていた。スタート直後は一時的にレースをリードしたものの、その後苦戦を強いられ、優勝したラウル・フェルナンデス(トラックハウス)から10秒近く遅れてフィニッシュした。
ムジェロで行なわれた11周のレース後、彼はメディアに対し自身の容態について語った。
「昨日は痛みを感じた」と彼は言った。
「僕にとって一番良かったのは、スプリントレースを終えた後、メモを取ることができたことだ。冗談だけどね」
「でも最近のレースでは、スプリントを終えた後、手が震えて紙に文字を書くことができなかったんだ。だから、これは神経が正常に戻りつつあるということだろう」
Marc Marquez, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose Photography / Getty Images
とはいえ、スプリントにおける「エネルギー不足」は、日曜日に開催されるフルレースではさらに大きな問題となるだろう。
攻撃的なライダーであるマルケスにとって、大局的な視点を忘れずにレースをすることが重要な課題となるだろう。
「今は(バイクに乗ることが)本当に大変な仕事だ。このコンディションでは、正直ライディングを楽しめていない。でも今の主な目的は、今後のために改善し、将来的にまた楽しめるようになることなんだ」
さらにスペインメディアに対して彼は、チームマネージャーのダビデ・タルドッツィから、事実上「転倒禁止令」を出されていることも明かした。
「タルドッツィが僕に一番よく言うことのひとつが、『我々が今どんな状況にいるか分かっている。そして今の君にとって最も不要なのはケガだ』ってことなんだ。だから、ムジェロは無理をするのに最適なサーキットではないんだ」
つまり現時点での彼の最優先事項は結果を求めて限界まで攻めることではなく、まずは走行距離を重ねながら体力と感覚を取り戻し、さらなる負傷を避けることにあるというわけだ。
Additional reporting by German Garcia Casanova.
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。