スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラのシートを失ったジュリアーノ・アレジがコメントを発表。自身のポテンシャルを信じ「復活のために全力を尽くす」
2023年シーズンの途中でスーパーフォーミュラのレギュラーシートを失うこととなったジュリアーノ・アレジは、今後はスーパーGTに専念しつつ、再びスーパーフォーミュラの舞台に戻れるように全力を尽くすとコメントした。
公開日時: 2023/06/20 8:59
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第5戦SUGOをもって、スーパーフォーミュラのレギュラードライバーの座から離れることとなったジュリアーノ・アレジ。この発表を受け、彼は自身の公式サイトにコメントを掲載した。
アレジと言えば、元F1ドライバーのジャン・アレジと女優の後藤久美子を両親に持つことでも知られ、かつてはヨーロッパを主戦場にレースを戦っていたが、2021年からは主戦場を第二の母国とも言える日本に移した。住まいもチームのファクトリーがある御殿場に構え、チームスタッフと積極的にコミュニケーションをとることで当初はたどたどしかった日本語も上達していった。
来日初年度はトムスでのスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)参戦と並行して、代役という形でスーパーフォーミュラにも参戦。デビュー2戦目のオートポリス戦では、大雨で赤旗終了となる波乱のレースでポールトゥウィンを達成し、一躍注目を浴びた。また、SFライツでもタイトル争いに加わり選手権2位に入った。
2022年からは同じくトムスから、スーパーフォーミュラとスーパーGT・GT500クラスのレギュラーシートを得た。日本の2大最高峰カテゴリーに登りつめたアレジだったが成績は振るわず。スーパーフォーミュラでは8位入賞1回のみでランキング20位に終わった。
2023年シーズンも引き続きトムスから両カテゴリーに参戦することが決まったアレジだったが、スーパーフォーミュラではここまで5戦を終えて8位入賞が最高位で、3度のリタイアを記録するなど、依然として苦しい戦いが続いていた。そんな中、6月20日にトムスはプレスリリースを発行し、第6戦以降はアレジに代わって笹原右京をVANTELIN TEAM TOM’S36号車のドライバーとして起用することを明らかにした。
チームは今季残りレースのアレジの出場を見合わせ、スーパーGTに専念させることが、アレジの将来性を高める上での現時点でのベストな選択だと判断したとしている。アレジ本人も、ここまでの不振の責任の一端は自分にあると認めつつも、自身の能力やポテンシャルに対する自信は失っておらず、将来的なスーパーフォーミュラ復帰に向けて全力を尽くすと意気込んだ。
自身のサイトではトムスとのスーパーフォーミュラ参戦を「pause(休止)」「put on hold(保留)」すると表現しているアレジ。次のようにコメントを寄せた。
Photo by: Masahide Kamio
「トムスと共に、2023年のスーパーフォーミュラ選手権への参戦を保留とすることを決定した。この決定により、僕は優先的に取り組んでいるスーパーGTのGT500クラスに専念することができ、今季後半戦、そして2024年シーズンに向けてより良い準備をすることができる」
「スーパーフォーミュラでのリザルトが期待に応えられるものでなかったことは承知しているし、こうなった責任の一端は自分にあると思っている。ただ僕は自分の可能性や能力に対する自信を持っている。それを発揮できた時が、スーパーフォーミュラ・ライツで選手権2位になった時、スーパーフォーミュラで優勝できた時だと思っている」
「このポテンシャルは失われていないと思っているし、この最高峰レベルのカテゴリーに戻って来られるように全力を尽くす」
「僕を信頼し、サポートしてくれるトヨタ、トムス、そして何より舘信秀さん(トムス会長)に感謝したい」
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