2日間のスーパーフォーミュラ合同テストが終了。ROOKIE移籍の福住仁嶺が総合トップで開幕へ……復帰の松下信治も上位に食い込む
スーパーフォーミュラ合同テストの2日目が鈴鹿サーキットで行なわれた。最終日はドライコンディションとなり、福住仁嶺が総合トップタイムを記録した。
Nirei Fukuzumi, docomo business ROOKIE
写真:: Masahide Kamio
2月26日(木)、鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラ合同テストが2日目が行なわれた。トップタイムをマークしたのは、福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)だった。
雨の初日と打って変わって、快晴に恵まれたテスト2日目。セッション中の気温は15℃前後、路面温度も30℃台まで上昇するなど、昨年は雪に見舞われた2月の鈴鹿テストにしては暖かい1日であった。
前日の雨の影響で、10時に午前セッションがスタートした際にはややウエットパッチが残った状態であり、まずはウエットタイヤでコースインするドライバーも複数いたが、ほどなく完全なドライ路面に変わっていった。
また昨日130Rで大クラッシュを喫したREALIZE KONDO RACINGのルーク・ブラウニングの車両も、無事修復が完了。作業は深夜3時ごろまでかかったようで、ブラウニングも労いとしてメカニックにドーナツを差し入れたという。
最初に1分37秒台にタイムを乗せたのは、ディフェンディングチャンピオンとしてカーナンバー1をつける岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)。開始1時間が経過したタイミングでも1分36秒870をマークしてトップタイムを更新するなど、常にタイムシートの上段にい続けた。
セッション後半には、今回のテストから参加のロマン・スタネック(Buzz MK RACING)がヘアピンでスピン。体勢を立て直す際にランオフエリアを通ってしまったため、コース上に砂や泥を派手に撒き散らすことになってしまった。コース清掃の後、残り15分ごろにセッション再開となったが、その時点で1分36秒561でトップに立っていた岩佐を上回る者は現れなかった。
2番手は福住で、3番手は大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)。ルーキー勢の最速は野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)の8番手だった。
フォーミュラ・リージョナルの走行を挟んで、14時から午後のセッションがスタート。最初の30分はオーバーテイクシステム(OTS)が使用できることもあり、1分36秒台のタイムがいきなり複数台によって記録された。
ただ路面コンディションの改善も著しいのか、OTSが使えない時間帯になってからもベストタイム更新が相次いだ。岩佐が1分36秒552でトップに立つと、チームメイトの野尻智紀も1分36秒701で2番手につけた。
MUGENのワンツーに風穴を開けたのが、新規参戦DELiGHTWORKS RACINGの松下信治。自身は2年半ぶりのシリーズ復帰となるベテラン松下が存在感を見せた形だ。
ただセッション最終盤にはさらにタイムが上がっていき、福住、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)がトップ3となって1時間50分の走行が終了した。
その後は2組に分かれての10分ずつの走行時間が取られた。これは今季のフリー走行で導入されるフォーマットであり、各車がトラフィックの影響を受けずに予選シミュレーションを行なえるようにする意図がある。ただこの走行では上位陣のタイム更新は無し。福住がテスト総合の最速タイムということになった。
また各車トリッキーな風向きにも翻弄されていたようで、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も組分け走行の際のアタックでセクター1全体ベストを刻みながらも、セクター2のデグナーでロックアップしてしまいアタック中断。12番手タイムに終わった。
ルーキー最上位は野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)の16番手。ただ野村はギヤトラブルによりほとんど走行することができていない。
また同じくルーキーで、昨日はクラッシュの前まで得意のウエットコンディションで好タイムを連発していたブラウニングは、修復後のマシンに少し違和感を覚えている様子。午後も18番手タイムに終わった。
これで2026年シーズンの開幕前テストは終了。開幕ラウンドは、モビリティリゾートもてぎで4月4日、5日に行なわれる。
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