鈴鹿の130Rでバリア超え大クラッシュのブラウニング、無傷でマシンから脱出。逆さまに落下も「HANSが僕の首を守ってくれた」
スーパーフォーミュラ合同テストで大クラッシュを喫したルーク・ブラウニングは、アクアプレーニングにより自分にはどうしようもできない状況だったと説明。また身体には全く問題がないようだ。
写真:: Masahide Kamio
鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラ合同テストの初日、130Rで大きなクラッシュが発生した。REALIZE KONDO RACINGのルーク・ブラウニングはタイヤバリアの向こう側までマシンが飛んでしまうというビッグアクシデントに見舞われたものの、驚くほど元気な姿でメディアの前に現れた。
アクシデントが起きたのは、朝から降り続いていた雨がやや強くなっていたタイミングだった。全開走行中だったブラウニングのマシンは130Rを旋回中にスピン状態に陥り、スポンジバリアに激突して宙を舞い、勢い余ってフェンスとタイヤバリアの間に逆さまの状態で着地した。ただブラウニングは幸いにも無事だった。
スーパーフォーミュラで起きた130Rでのアクシデントと言えば、2年前のレースでの笹原右京のクラッシュが記憶に新しい。この時の笹原は高速のままフェンスに激突してしまい、真っ二つになったマシンのコクピット側がデグナーまで落下するという衝撃的なアクシデントであった。しかしブラウニングの場合はウエットコンディションであった上に、インパクトの直前に車体がグラベルの上を滑って速度が落ちていたように見える。そしてぶつかったのはスポンジバリア。車体も無傷とはいかないにしても、見た目上は原型をとどめていた。
ブラウニングはアクシデントを振り返り、アクアプレーニングにより操縦不能に陥ったのだと説明した。
「不運にも雨が落ちてきていたタイミングで、アクアプレーニングによりクラッシュしてしまった。あの時はちょっと僕にはどうしようもできないという感じだった」
「今考えてみれば、雨が強くなったタイミングでピットに戻ればよかった。今回の教訓は、ここでは全てが学びになるということだ。今日のことは今後のキャリアにも活かせるだろう」
そして驚くことに、痛みなども一切ないという。「幸運なことに干し草の上に着地して、バリアには当たらなかったので、体はまったく問題ない」というブラウニング。オンボードを見ると、逆さまで着地する際に首が大きくつんのめるような状態になっていたが、ドライバーの首を保護するHANSデバイスがダメージを抑えてくれたようだ。
「HANSは素晴らしい。あれが僕の首を守ってくれたと思う。本当に感謝だね」
アクシデントの前には再三上位に顔を出すなど、ルーキードライバーの中でも抜きん出た速さを見せている好調ブラウニング。ウイリアムズF1の育成ドライバーでありテストドライバーも務める彼は、KONDO RACINGの速さを証明したいと意気込む。
「正直なところ、思っていたよりずっと良い。もちろん簡単ではないけどね」
「ただ僕はウエットコンディションが得意だし、今日のタイムでそれを示せたと思う。しかもオーバーテイクシステムなしで出したラップタイムなんだ」
「ドライになった時はもう少し進歩が必要かもしれないけど、KONDOのマシンは速い。このチームが速いということを本当に証明したいし、前身するのが楽しみだ。オフシーズンにはたくさんの取り組みをしてきたので、その成果を示したい」
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