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SF開幕前テスト最終日、ようやくロバンペラの全開走行が見られる?「ドライなら、自分たちがどの位置にいるのか確認できるはず」

カッレ・ロバンペラは、雨の中行なわれたスーパーフォーミュラ合同テストの初日はまだ慣熟がメインであったとして、2日目がドライコンディションになれば自分の現在地を確かめられると語った。

Kalle Rovanpera, KCMG

写真:: Masahide Kamio

 2日間の日程で行なわれている2026年のスーパーフォーミュラ合同テストは、初日が終了。WRC(世界ラリー選手権)王者として注目を集めるカッレ・ロバンペラ(KCMG)が取材に応え、開幕前最後のテストの進捗について語った。

 昨年限りでラリーから引退したロバンペラにとって、今季はサーキットレースに腰を据えて取り組む最初のシーズンということになる。そんな最初のシーズンの舞台として選んだカテゴリーは“F1の次に速い”と言われるスーパーフォーミュラ。ロバンペラとしては、スーパーフォーミュラの車両SF23を走らせられる唯一の機会である公式テストの場でマイレージを重ね、適応を進めたいところであった。

 しかし昨年12月に行なわれたテストは、初日午前のセッションを終えた段階でめまいの症状が出てドクターストップ。本来3日間走行できるはずが半日しか走れず、全開走行は一度もできなかった。

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 そして今回鈴鹿サーキットで行なわれる2日間のテストが、開幕前最後の走行機会だ。しかし初日は雨に見舞われた上に、午前中にはトラブルもあってロバンペラは満足な走行ができなかった。

 午前8周、午後24周の計32周を走り、ベストタイムは24台中21番手だったロバンペラは初日を振り返り、次のように語った。

「とにかくマシンやコクピット周りのあらゆるものに慣れようとしていた。それと、前回あまりできなかった走行時間をしっかり確保すること(が目標)だった」

「午前中は技術的な問題でかなり時間を失ってしまったけど、午後は何周か良いラップがあったと思う」

「もちろん、あらゆる面で改善の余地がある。ドライビングもそうだし、もっとマシンに慣れる必要がある。今日はコンディションがかなり難しかったので、大きなリスクは負いたくなかった。明日はドライになりそうなので、もっと良くなるはずだ」

写真: Masahide Kamio

 今冬にはフォーミュラ・リージョナル・オセアニア・トロフィーに参戦してフォーミュラカーでのレース経験を積んだロバンペラだが、SF23はフォーミュラ・リージョナルの車両と比べてもパフォーマンスレベルが数段高い代物。そんな高性能マシンでロバンペラがどれほどのパフォーマンスを見せられるのかは未だ未知数だ。なにせ、限界までプッシュすることを経験できていないのだ。

 ここまでの進捗には満足できていないと語るロバンペラは、ドライコンディションが期待されるテスト最終日にプッシュができることを願っている。

「正直、今回のコンディションではすごく速く走るというより、慣れることが優先だった。午後は水たまりが多くてクラッシュもあったし、無理はしたくなかった。クラッシュすれば走行時間を大きく失うからね。とにかく周回を重ねることを優先した」

「明日ドライになればまともなペースで走れるだろうし、自分たちがどの位置にいるのか確認できると思う」

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