スーパーフォーミュラ 第1戦・第2戦もてぎ

スーパーフォーミュラ連覇を目指す岩佐歩夢「昨年よりももっと速く、強くならなければ、ライバルに勝てない」

岩佐歩夢がスーパーフォーミュラ開幕戦初日を終え、最速タイムをマークしたものの、まだまだ満足するわけにはいかないと語った。

田中 健一

編集: 2026/04/03 11:04

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Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN

Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN

写真:: Masahide Kamio

 ディフェンディングチャンピオンとして2026年のスーパーフォーミュラに挑むTEAM MUGENの岩佐歩夢は、昨年よりも強く、速くならなければ、連覇は達成できないと語った。

 いよいよ2026年のスーパーフォーミュラが開幕。舞台は例年の鈴鹿ではなく、モビリティリゾートもてぎである。

 昨年スーパーフォーミュラ王者に輝いた岩佐は、今年も継続参戦。そしてその初日のフリー走行では最速となるタイムを記録して、まずは幸先の良いスタートを切ったように見える。

 しかし岩佐自身は、完全に満足しているわけではない。

「良いセッションでした。順位の上ではトップでしたからね。でも、フィーリングという面では、決して良かったわけではありません」

 岩佐は金曜日の走行を終え、そう語った。

「なぜ首位になれたかといえば、それは新品タイヤを履いて、プッシュしたタイミングによるものだと思います。それを考えなければいけません。でも、それほど悪くないと思います」

「残念ながらセットアップの面ではネガティブなフィーリングがあります。ですからそこから改善するための方策を見つけなければいけません。たぶん大きなステップではないと思います。他との差はとても小さいですからね。それでも、コンマ数秒を稼がなければいけないと思います」

 モビリティリゾートもてぎは、今季に向けて路面を全面的に再舗装した。それによってグリップが大きく変わっていると、岩佐は言う。

「すごく違います。昨年までよりもグリップするようになりましたが、そのグリップが全然違うんです。ひと度グリップを失うと、マシンの挙動がすごくピーキーになりました。低速域でも高速域でも、どこでもです」

「それが今日一番難しいところでした。グリップを失った時のフィーリングがとても奇妙なんです。ですから、マシンをどうドライブするかというところに影響してきます。路面の変更により、マシンの挙動がすごく変わっています」

 その結果として、タイヤの温め方も変えなければいけないと、岩佐は言う。

「タイヤの温め方も、大きく変わりました。それも再舗装によるものです。ですからタイヤについて、そしてタイヤと路面の組み合わせについて、しっかりと理解しなければいけません。今週末は、とても特殊な週末になると思います」

 前述の通り岩佐は昨年のスーパーフォーミュラ王者。今季は連覇をかけて挑むことになる。そのためには昨年と同じことをするわけにはいかないと、岩佐は考えている。

「僕らは昨年よりも、速く、強くならなければいけません。昨年と同じことをしていたら、チャンピオンなんて獲れません」

 そう岩佐は言う。

「他のドライバーや他のチームは、昨年よりもかなり改善してくると思います。例えばNAKAJIMA RACINGは、どんどん良くなっています。だから僕はもっとペースを見つけ、もっと強くならなければいけません。しかも昨年は、エンジントラブルやタイヤのトラブルで、ポイントを獲れなかったレースもいくつかありました。ですから全てをまとめ上げ、もっとプッシュしていかなきゃいけません。少しでも余裕を持って臨んでしまえば、その分パフォーマンスを失ってしまうことになりますから」

 土曜日には開幕戦の予選と決勝、そして日曜日には第2戦の予選と決勝が行なわれるスーパーフォーミュラのもてぎ戦。さらに強くなった岩佐が見られるのか? 注目だ。

取材:Sophie Sun

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