中嶋一貴、WECラストレースは勝利で有終の美「感情を抑えきれず、ドライビングに集中するのが大変でした」

今季限りでWECを勇退する中嶋一貴。彼は最後レースとなったバーレーン8時間レースで優勝を飾ったが、ファイナルラップは感情を抑えきれない状態だったとしている。

中嶋一貴、WECラストレースは勝利で有終の美「感情を抑えきれず、ドライビングに集中するのが大変でした」

 TOYOTA GAZOO Racingのドライバーとして、WEC(FIA世界耐久選手権)での戦いを牽引してきた中嶋一貴は、今シーズン限りでWECのレギュラードライバーから離れると発表。バーレーン8時間がWEC最後のレースとなった。

 このレースで、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのトヨタ8号車は、予選2番グリッド。僚友の7号車がポールポジションを獲得したことで、8号車が逆転でタイトルを獲得するのは難しい状況となっていた。

 8号車はスタートから序盤までは、7号車の後方2番手で同じようなペースでの周回を続けていた。しかし1時間半を前にしたタイミングで、8号車が前へ出た。

 以後は8号車がポジションを守り、最終スティントでは中嶋にドライバーを交代。WECでの最後の走行となった中嶋は、無事に8号車をトップでチェッカーへと導き、ラストレースを優勝で飾った。

 レース後、チームのプレスリリースにコメントを寄せた中嶋は、最高の結果でWECキャリアを締めくくることができたのを喜びつつ、最後の周は感情の高ぶりから集中することも大変だったと語った。

■中嶋一貴(GR010 HYBRID 8号車)

「このような最高の結果でWECのキャリアを終えることができ、本当に嬉しいですし、最高のチームメイトに恵まれた私は幸運でした。チームとして最後まで全力で、諦めることなく戦い続けました」

「ファイナルラップでは、感情を抑えきれず、ドライビングに集中するのが大変でした。しかし、なんとかトップでチェッカーフラッグを受けることができ、私自身はレースで勝利、7号車がドライバーズタイトル獲得、TOYOTA GAZOO Racingがチームタイトルを獲得するという最高の結果となりました」

「本当にみんなの反応が嬉しく、感動しています。チームメイトや、TGRの関係者、ずっと支えてくれた全ての人に本当に感謝しています」

 
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