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レグ・レポート

オリバー・ソルベルグ、最高峰クラス復帰戦で初優勝。通算100勝目をトヨタにもたらす!|WRC第8戦エストニア

WRC第8戦ラリー・エストニアは、トヨタからラリー1クラスに復帰したオリバー・ソルベルグが見事な初優勝を飾った。

Oliver Solberg, Elliott Edmondson, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1

Oliver Solberg, Elliott Edmondson, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1

写真:: Toyota Racing

 7月17日(木)~20日(日)にかけてエストニアで行なわれた世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・エストニアは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのオリバー・ソルベルグが制した。

 スバルのエースとして活躍したレジェンド、ペター・ソルベルグの息子である23歳のオリバー・ソルベルグは、2022年限りでヒョンデの最高峰クラスのシートを失って以来、WRC2クラスを主戦場としてきた。今季は3勝をマークしWRC2クラスのポイントリーダーとなっており、ラリー・エストニアではトヨタからRally1クラスに復帰することとなった。

 17日に行なわれたSS1で7番手となったソルベルグは、翌日のSS2、SS4、SS7を最速で駆け抜け総合首位に浮上すると、12.4秒のリードを築いてデイ2を終えた。土曜日のデイ3もソルベルグの勢いは止まらず、SS9~SS11を制するとSS15でも最速。21.1秒までリードを拡大した。

Oliver Solberg, Toyota Gazoo Racing WRT

Oliver Solberg, Toyota Gazoo Racing WRT

写真: Toyota Racing

 最終日デイ4になってもソルベルグは快進撃を続け、SS18とSS19で一番時計。最終パワーステージSS20までにセーフティーリードと言ってもいい、26.3秒のアドバンテージを築いた。

 最高峰クラス復帰戦ながら、ライバルからも賞賛されるほどの走りを見せたソルベルグはパワーステージこそ3番手だったが、最終的に25.2秒差で総合優勝。全20ステージ中9本を制する速さで、WRC初優勝を達成。フィニッシュ後にはトヨタへの感謝を口にしながら、涙を見せた。なお、これはトヨタにとっても記念すべきWRCでの100勝目となった。

 ソルベルグに次ぐ2位争いは、ヒョンデ勢のオット・タナクとティエリー・ヌービルが一進一退の争いを繰り広げたが、ヌービルにジャンプスタートのペナルティが出たこともあってタナクに軍配。トヨタよりも多くマニュファクチャラーズ選手権のポイントを稼ぐことに成功した。

 トヨタはパワステージ最速だったカッレ・ロバンペラが4位、ヒョンデのアドリアン・フルモーを挟み、6位にエルフィン・エバンスという結果となった。

 トヨタの勝田貴元はペースに苦しみつつも、大きなトラブルなくラリーを進めSS20を前に7番手につけていたが、エンジントラブルに見舞われたようで、SS20を走れずにラリーを終えることになった。

 ドライバーズチャンピオンシップでは、これまでトップに立っていたエバンスを、タナクが1ポイント差で逆転し首位に浮上した。マニュファクチャラーズランキングでは、トヨタがヒョンデに対して52ポイントリードしている。

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