ホンダPU勢、F1ポルトガルGP初日をトラブルフリーで終える「ライバルとの差は僅差」と田辺TD
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターはF1ポルトガルGPを終え、ライバルとの差は小さいと分析し、予選日以降に向けての意気込みを述べた。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
アルガルヴェ・サーキットで行なわれているF1ポルトガルGP。その初日でホンダパワーユニット勢は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを筆頭にまずまずの滑り出しとなった。
フェルスタッペンはFP1、FP2共に僅差の2番手となるタイムを記録し、メルセデス勢に肉薄した。一方チームメイトのセルジオ・ペレスは、FP2こそ10番手に終わったものの、FP1ではバルテリ・ボッタス(メルセデス)、フェルスタッペンに次ぐ3番手につけた。
一方のアルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーがFP1で6番手、FP2で11番手となり、角田裕毅はFP1で13番手、FP2で14番手となった。ガスリーは初日を終えてフィーリングがあまり良くなかったことを明かしており、中団勢をリードするような速さを見せていた開幕2戦ほどの勢いは見られないといった状況だ。
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターはプレスリリースの中で、ホンダ勢の4台がパワーユニット面でトラブルフリーの1日を過ごすことができたと語り、2日目以降はコンディションなども考慮に入れつつ、手にしたデータを基に改善を進めていくと語った。
「今日のポルトガルGP初日は、2チーム・4台ともにPUとしてはトラブルフリーの一日となり、多くのデータを収集することができました。昨年の初開催時にはサーキットの路面が舗装されたばかりでしたが、その時からも路面状況が変化しているようです」
「今年が2年目ということで過去のベースデータが少ないこともありますので、昨年からのコンディション変化なども考慮に入れて、これから予選に向けて様々な角度からデータ解析を行ない、予選・レースに向けて最適化を進めます」
「今年、ここまでの状況から見てライバルとの差は非常に僅差だと思います。厳しい戦いになりますが、確実に結果に繋げるよう最善を尽くしていきます」
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