F1

レッドブル、ライバルチームの”空力開発”を注視「我々の2021年が正しかったかどうかは、開幕戦まで分からない」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、2021年のタイトル争いを最終戦まで繰り広げたことにより、2022年マシンの開発に妥協を及ぼしたことはないと考えているものの、本当に問題がなかったかは、2022年開幕戦を迎えるまで分からないと語る。

Jonathan Noble

Jonathan Noble

編集: 2022/01/04 9:02

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B, Charles Leclerc, Ferrari SF21, and Lando Norris, McLaren MCL35M, at the restart

 レッドブルは2021年の最終戦まで、メルセデスとの間で激しいタイトル争いを繰り広げた。結果的には、ドライバーズタイトルをレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、コンストラクターズタイトルはメルセデスがそれぞれ獲得するという結果になった。

 レッドブルとメルセデスは、タイトル争いがあまりにも僅差だったため、シーズン終盤まである程度の開発を継続した。しかしながらフェラーリなどの他チームは、新レギュレーションが導入される2022年に向け、はるかに早い段階で開発リソースを完全にシフトした。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2021年と2022年向けの仕事について、適切なバランスを取ることができたと楽観視している。しかし最終戦までタイトルを争った代償が実際にはどの程度のものなのか、2022年の開幕戦まで判断できない可能性があると認識しているようだ。

「フェラーリが最速のマシンを用意し、最初のレースで我々を先頭争いの蚊帳の外に追いやるのなら、その時はおそらく、我々は(2022年の開発について)妥協していたのだと言わざるを得ないだろう」

 そうホーナー代表は語った。

「2022年にレギュレーションが大きく変更されるということは、誰もが知っていると思う。我々はそれに向け、リソースを正しく振り分けたはずだ」

「もちろん、それぞれのチームは自分たちが正しいと思ったことを実行したはずであり、チーム全体にプレッシャーをかけたと確信していると思う。それが我々のチームの優れていると思うところだ。新しいレギュレーションに対応するための開発量を維持し、今年(2021年)のマシンにも集中するため、多大な努力をしてきたからね」

「チーム全体、チームの全員が示した集中力は、驚異的なモノだ」

「しかしそれが正しかったかどうかは、完全に新しくなったマシンで、2〜3ヵ月後にサーキットに戻ってきた時にしか分からない。新しいマシンは見た目も違うし、フィーリングも違うだろう。ドライビングの仕方も違うはずだ。誰がそれを正しく理解し、逆に誰が間違っているのか……全てが一から再び始まる」

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、開発のリソースの分配率が正しかったのかどうかということと共に、空力開発ハンデキャップが、さらに混乱を呼ぶ要因になる可能性があると考えている。2021年から、前年のコンストラクターズランキングに応じて、各チームが空力開発にかけることができるリソースの分量が制限されているのだ。

「我々は皆、同じ予算制限の下で運営されている。その概念はとても新しいモノだ」

「その後で導入されたのが、チャンピオンシップの順位に基づいた、空力開発のレギュレーションだ。

「フェラーリやマクラーレン、アストンマーティン、そしてアルピーヌなど、2021年のチャンピオンシップでタイトル争いに加わらなかったチームは、はるかに多くの実験を行ない、より考え抜かれたコンセプトを準備することができる可能性がある」

「チャンピオンシップやレースでは、以前よりもはるかに接近した、厳しい戦いを期待することができると思う。それは、実にエキサイティングなことだ」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 2年目迎えるマゼピン、2022年は自信アリ! 「中段争いに向け100%準備ができている」

次の記事 2022年のF1では、ドライバーたちの”腕”がこれまで以上に重要になる?

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1 2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1 2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1 2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

レッドブル



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1

シンガポールGP

8 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」

F1

F1

シンガポールGP

16 時間前

フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」



フェルスタッペン、シンガポールGP初優勝に向け油断せず「ロングランは誰もできていない。スタートは改善しなきゃね」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

フェルスタッペン、シンガポールGP初優勝に向け油断せず「ロングランは誰もできていない。スタートは改善しなきゃね」

最新ニュース



「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

7 時間前

「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1 F1

シンガポールGP

8 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

9 時間前

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ



ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

9 時間前

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録