F1
アストンマーチンF1ウィットマーシュCEO、ホンダとの提携について語る「日本のみなさん。2026年よりも前から、我々に声援を!」
アストンマーチン・パフォーマンス・テクノロジー・グループのCEOであるマーティン・ウィットマーシュは、ホンダと組む前から応援してほしいと、日本のF1ファンにメッセージを送った。
田中 健一
編集: 2023/05/24 7:18
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2026年からホンダをパートナーに迎えることになったアストンマーチンF1。アストンマーチン・パフォーマンス・テクノロジーズ・グループのCEOであるマーティン・ウィットマーシュが取材に応じ、ホンダと組むことになる2026年よりも前から、アストンマーチンを応援してくれるよう、日本のF1ファンに呼びかけた。
ホンダは5月24日に記者会見を開き、2026年からF1に正式復帰することを発表した。そしてそのパートナーがアストンマーチンF1になることも明かされ、この日の会見には同チームの会長であるローレンス・ストロールと、グループCEOのウィットマーシュも来日。ホンダのワークスパワーユニット(PU)を手にできたことで、「チャンピオン獲得に向けて必要な最後の1ピースが揃った」と喜んだ。
ウィットマーシュCEOは、かつてマクラーレンで活躍した人物。F1でのキャリアを始めた1989年は、マクラーレン・ホンダが猛威を振るっていた時代である。
そんなホンダの”イメージ”について尋ねると、ウィットマーシュは次のように語った。
「ホンダといえば、レースに対する文化があるということがまず思い浮かぶ。そして、今回パートナーシップを組ませていただけたのは、とても光栄だ」
「私が1989年にこのF1の世界に足を踏み入れた時、私が所属していたチーム(マクラーレン)はホンダのエンジンを使っていた。そして、(1992年でホンダがF1を撤退するまでの)4年間ほどの間、一緒に仕事をした。その時から、ホンダには素晴らしい技術と、勝利への情熱、そして素晴らしいレースの文化があるというイメージを持っている。それが私のF1キャリアのスタートで、再びホンダと仕事をすることができるんだ」
ホンダは2015年からマクラーレンと再び組み、F1への復帰を果たした。その時に契約を担当したは、当時マクラーレンのCEOだったウィットマーシュである。
「今から10年前、ホンダがF1に戻ってくる時に、私も関わっていた。その時も、私はホンダに『F1に戻ってきてほしい』と呼びかけたんだ」
「ただ、実際にホンダが参戦する時には、私はもうチーム(マクラーレン)を離れていた。再びこの場にいられることを、大変嬉しく思っている」
現在のアストンマーチンは、PUだけでなくギヤボックスやリヤサスペンションなどもメルセデスからの供給を受けている。しかし2026年からはホンダのPUを使うことになるため、これらを内製する必要がある。
これらの計画についてウィットマーシュは、次のように説明する。
「フロントサスペンションは自分たちで作っているので、リヤサスペンションを作るのは問題ない」
そうウィットマーシュは言う。
「ギヤボックスについては、我々はもう数年間もの間、自分たちでは作れていない。それは新たなチャレンジになるだろうけど、喜んで取り組んでいきたいと思う」
「2026年からのF1マシンは、全てがまとまったモノでなければいけない。ギヤボックスも、シャシーも、そしてPUも、ホンダと協力して作り上げていくことが、勝てるためのチームを形作る上で、とても重要なものになるだろう」
ホンダとの提携が決まったことで、アストンマーチンF1にはこれまで以上に大きな注目が集まることになるはずだ。ウィットマーシュは、セナと働いた経験から、日本のファンの素晴らしさを認識しており、さらに2026年からと言わず、できるだけ早くからアストンマーチンに声援を送ってほしいと語った。
「アストンマーチンは新しく、そして若いF1チームだ。そして大きな野望を持ちつつ、成長しているチームでもある」
そうウィットマーシュは言う。
「日本のファンの情熱は、長いこと見てきたからよく分かっている。このスポーツを、とても愛しているよね。セナさん(アイルトン・セナ)がマクラーレン・ホンダをドライブしていた頃から、鈴鹿での情熱は素晴らしかった」
「知的で礼儀正しく、情熱的なファンが日本には大勢いらっしゃる。2026年からと言わず、それよりも前から、アストンマーチンを応援していただけたらなと思う」
なおインタビューの模様は、5月24日22時に公開されるDAZNのF1番組「Wednesday F1 Time」で配信予定である。
関連ニュース:
- 【速報】ホンダ、2026年からのF1復帰を正式発表! 新パートナーは躍進著しいアストンマーチン
- 【ギャラリー】F1ザ・ルーツ|ジョーダン&フォースインディア&アストンマーチン
- 2026年からのF1活動“復帰”についてホンダ三部社長がコメント「参戦終了後、F1を取り巻く環境に変化があった」HRC通し継続的な参戦を目指す
- 「F1にとって素晴らしいニュース」F1のドメニカリCEO、ホンダの復帰を大歓迎
- ホンダとアロンソの歴史、再び交わる? GP2エンジン発言もホンダは気にせず「過去は過去」とドライバー選定委ねる
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ホンダとアロンソの歴史、再び交わる? GP2エンジン発言もホンダは気にせず「過去は過去」とドライバー選定委ねる
次の記事 FIAのベン・スレイエム会長も、ホンダのF1正式復帰を歓迎。新PU規則は正しいとも確信
More from
田中 健一

ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」
F1
F1
アメリカGP
20 時間前
ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」

ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」
F1
F1
アメリカGP
23 時間前
ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」

トヨタ、バルセロナ6時間を完勝1-2フィニッシュ。製造者王者獲得を決める。8号車平川亮がトップチェッカー|WEC第7戦
WEC
WEC
Barcelona
2 日前
トヨタ、バルセロナ6時間を完勝1-2フィニッシュ。製造者王者獲得を決める。8号車平川亮がトップチェッカー|WEC第7戦

More from
アストンマーティン

ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」
F1
F1
アメリカGP
18 時間前
ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」

ニューウェイ加入直後は仕方ない? アストンマーティン・ホンダの苦戦は”産みの苦しみ”……ホーナー語る「彼がレッドブルに来た時と同じように見える」
F1
F1
シンガポールGP
1 日前
ニューウェイ加入直後は仕方ない? アストンマーティン・ホンダの苦戦は”産みの苦しみ”……ホーナー語る「彼がレッドブルに来た時と同じように見える」

懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」
F1
F1
シンガポールGP
2 日前
懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」
最新ニュース

F1アメリカGPでMotoGPマシンのデモ走行が実施へ。ダニ・ペドロサを含む4人が参加
MotoGP
MGP MotoGP 1 時間前
F1アメリカGPでMotoGPマシンのデモ走行が実施へ。ダニ・ペドロサを含む4人が参加

ペレス、キャデラック初年度はここまで悲惨。でも中身は「キャリア最高のシーズンのひとつ」
F1
F1 F1
アメリカGP
2 時間前
ペレス、キャデラック初年度はここまで悲惨。でも中身は「キャリア最高のシーズンのひとつ」

ラズガットリオグル、今季残り5戦全てを欠場へ。インドネシアGPで負傷の肩を手術
MotoGP
MGP MotoGP
オーストラリアGP
2 時間前
ラズガットリオグル、今季残り5戦全てを欠場へ。インドネシアGPで負傷の肩を手術

FIA、カタールGP&アブダビGP”予定通り開催”に自信。スレイエム会長「私の家族は今も中東にいる。安全だと感じているからだ」
F1
F1 F1
アメリカGP
2 時間前
FIA、カタールGP&アブダビGP”予定通り開催”に自信。スレイエム会長「私の家族は今も中東にいる。安全だと感じているからだ」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録