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アストンマーティンF1、テスト開始は遅れたものの、ホンダとの関係構築は順調「この関係を、これからも続けられることが楽しみ」

今季からワークスパートナーシップを結んだホンダとの関係について、アストンマーティンのマイク・クラックが語った。

Fernando Alonso, Aston Martin

Fernando Alonso, Aston Martin

写真:: Aston Martin

 アストンマーティンF1のチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックが、今季から新たにパートナーを組むホンダとの仕事について語った。

 バルセロナ-カタルニア・サーキットで行なわれた、2026年シーズンに向けた最初のプレシーズンテスト。5日間の期間が設定され、各チームはそのうち最大3日走行することができるという条件であった。

 そんな中アストンマーティンは、4日目の朝に飛行機を使ってようやくバルセロナに新車AMR26を持ち込むことができたという状況であった。そしてその日の夕方にコースイン……わずか5周のシェイクダウンを済ませた。翌日、このテストの最終日にはフェルナンド・アロンソがマシンに乗り込み、61周を走行することができた。走ったのは、1日と少しという結果である。

 この周回数は、3日で500周以上を走ったメルセデス、そして400周を走ったフェラーリなどには、大きく差をつけられる格好となった。

 アストンマーティンは今季から、ホンダのワークスパワーユニットを使うことになった。この統合に時間がかかったことも、テスト参加の遅れの一因となっているかもしれない。しかし持ち込まれたAMR26は、非常に小さなサイドポンツーンとその開口部を持つ攻めたデザインのマシン……ワークスPUがなければ、実現できなかったかもしれない。またホンダPUを使うことで、昨年までメルセデスから供給を受けていたギヤボックスを使うことができなくなり、自社で開発するしかなくなった。しかし自社でギヤボックスを作れることになったことで、サスペンションレイアウトの面でも大いに攻めることができたとも言える。

 周回数は少なかったとはいえ、ホンダとはじめとした新たなパートナーとの最初の仕事において、重要な周回だったとクラックは語る。

「AMR26を始動させるには、キャンパスとコースサイドで働く両方のチームが、大変な努力をする必要があった」

 そうクラックは語った。

「ふたりのドライバーにマシンに乗ってもらい、貴重なフィードバックとデータをもたらしてくれることは、シーズン前に準備を整える上で、重要な部分だ」

「ホンダを含む新しいパートナーとの協力関係を構築していく上でも、とても役にやっている。今回学んだことを活かして、次のバーレーンでのテストに向けて、このAMR26の開発を進めていく」

 クラックはここまでのホンダとの仕事についても、次のように語っている。

「以前のパートナーとは、長く関係を築いてきた。そして新たなパートナーと組む時には、新たなメンバーの名前を覚えたり、どういう風に仕事をするのか、どんなことを期待するのか、責任の所在はどこにあるか……などということを、全て覚えておく必要がある」

 そうクラック代表は語った。

「でも良いスタートを切ることができた。我々と彼らの間で、ちょっと笑顔も交わした。この時間を活用して、できるだけチームとして溶け込み、一緒に仕事をしていく方法を学ぶことが、我々の目標なんだ」

「でも私はとても自信を持っている。彼ら(ホンダ)はレーサーで、とてもオープンで、我々が挑戦することだってできる。とても素晴らしい関係だ。この関係を、これからも続けられることを楽しみにしている」

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