F1 モナコGP

さすがはランキング首位! アントネッリが復活トップタイム。初日絶好調のフェラーリ勢が続く|F1モナコGPフリー走行3回目

アンドレア・キミ・アントネッリがF1モナコGPのフリー走行3回目でトップタイムをマーク。初日絶好調のフェラーリ勢の前に立った。

田中 健一

編集: 2026/06/06 12:03

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Andrea Kimi Antonelli, Mercedes

Andrea Kimi Antonelli, Mercedes

写真:: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images

 F1モナコGPのフリー走行3回目が行なわれ、ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がトップタイム。初日絶好調だったフェラーリ勢を2番手、3番手に追いやった。

 モナコGPの2日目も素晴らしい天候に恵まれた。路面は当然のごとくドライで、気温22度、路面温度28度。絶好の観戦日和であったと言えよう。

 セッションが開始されるも、多くのマシンがガレージで状況を見守った。そんな中でも真っ先にコースインしていったのが、初日絶好調だったフェラーリのルイス・ハミルトン。チームメイトのシャルル・ルクレールも、その後を追うようにしてコースに向かった。

 セッション序盤、キャデラックの2台にはブレーキトラブル。バルテリ・ボッタスは右フロント、セルジオ・ペレスは左フロントのブレーキが燃えていると無線で報告し、いずれもピットに入ってしまった。

 次第に様子を見ていた各車もコースイン。いずれもソフトタイヤを履いての走行だった。

 前日に続き、フェラーリ勢が速さを見せるかに思われた。しかし初日苦労していたメルセデスやマクラーレンもフェラーリ勢に匹敵するペースを記録。データを検証し、改善しつつあるように見える。

 中でもアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、「ラッセルと比べて、僕はどこが劣ってるの?」と無線で尋ねるシーンもあった。そのフィードバックを得たアントネッリは一気に1分13秒137を記録。セッション折り返しの時点でも、このアントネッリのタイムが最速であった。

 残り25分という頃から、上位勢を中心に2セット目のタイヤに履き替え、コースインしていった。いずれも、選んだのは再びソフトタイヤだ。

 アントネッリはここで1分12秒720にタイムを更新。ルクレールもアタックしたが、最終コーナー”アントニー・ノゲス”手前で遅いマシンに引っかかってしまい、減速を強いられることになった。

 ハミルトンがアタックをまとめ、ルクレールもやり直しアタックでタイムを伸ばしたが、それでもアントネッリには0.3秒及ばない。

 残り15分を切ったところで、ハースのオリバー・ベアマンがマセネーでアウト側のガードレールにクラッシュし、セッションは赤旗中断となった。ベアマンはスロー走行中だったジョージ・ラッセル(メルセデス)をオーバーテイクしようと僅かにラインをアウト側に移したところ、コースにあるバンプに乗ってしまい、コントロールを失ってしまったようだ。

 残り4分でセッション再開。各車が最後のアタックをまとめてコースインしていった。

 しかし上位の順位は変わらず。結局ランキング首位のアントネッリが、トップタイムをマークした。初日と比較して、大きくパフォーマンスを回復してきた印象がある。

 2番手、3番手には初日好調だったフェラーリ勢。ルクレール、ハミルトンの順番であった。引き続き速いのは間違いないが、初日のような優位性は消えてしまった印象である。

 4番手にはもう1台のメルセデス、ラッセルがつけ、5番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。

 驚きは7番手にアウディのガブリエル・ボルトレトが入ったことだ。ボルトレトはレッドブルのアイザック・ハジャーやマクラーレンのランド・ノリスよりも速かった。アウディのもう1台、ニコ・ヒュルケンベルグも10番手につけていて、初日に続いてこちらも速そうだ。

 なおアストンマーティン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手と下位に沈んだ。

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