メルセデスが勝っていた時のこと、忘れてない? フェルスタッペン、ハミルトンの早期F1マシン開発禁止案を真っ向から否定
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、メルセデスのルイス・ハミルトンが提案したF1マシンの開発期間に制限を設け、支配的なチームを抑制する案を否定している。
メルセデスのハミルトンは、単独チームの独走を抑制するために、F1マシンの開発期間に制限を設けることを提案している。
しかし現在のF1を支配するレッドブルのマックス・フェルスタッペンはこの案を真っ向から否定している。
ハミルトンがそう提案した意図は、ライバルに対し強大なギャップを築いているレッドブルは、ライバルよりも早くマシン開発を翌年のマシンにシフトできるため、レッドブルの優位性が続く可能性が高いというところにある。
「特定の誰かに向けている訳でも何でもない」
ハミルトンはオーストリアGPの木曜日にそう語った。
「僕がF1にいる17年間で、そしてその前から、支配的な時期があったのは明らかだ。それは今も続いている」
「マックスが今過ごしているような(F1を支配している)時期が僕にもあったのは本当に幸運だった。でもこのままだと、これから何度も同じようなことが起こるだろう。そして僕は、スポーツにそんなことは必要ないと思う」
このアイデアを訊いたフェルスタッペンは、メルセデスが圧倒的な強さを誇っていた時代には、この話題は出なかったと、頭ごなしに否定した。
フェルスタッペンはSky Sportsに対して次のように語った。
「彼が勝っていた時、僕らはこのことについて話はしていなかったし、今も話すべきだとは思わない」
「これがF1の仕組みなんだ。競争力のあるマシンを持っている時は素晴らしいけど、ある時点では、もちろん次の年を見据えなければいけない時もある」
「後ろを走る人たちがこういうことを言うのは普通だけど、自分たちが勝っていた時のことを忘れるべきじゃない」
Max Verstappen, Red Bull Racing RB19, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14, Fernando Alonso, Aston Martin AMR23
Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images
メルセデスは今季、『W14』のアップデートに予算のかなりの部分を費やしていたものの、ハミルトンはチームがついに「正しい方向へ一歩踏み出した」と語った。
motorsport.comがフェルスタッペンに対し、メルセデスがアップデートに踏み切る上で犠牲を払ったように、F1の予算制限は機能しているのかと尋ねると彼は次のように答えた。
「もちろん、全てをフルスピードで開発できる資金を持っているのはトップチームだけだ」
「小規模チームはそれができないから、そういう意味で言うとフェアじゃないかもしれない。昨年前にも同じような話があった」
「(メルセデスが)どのようにリソースを配分しているかは、もちろん分からない」
「彼らは他の何かを諦めるか、他の分野で資金を節約しているのかもしれない。分からないけど、僕は全く気にしていない」
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